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SESSION 06

地方拠点のリーダーが語る、ITフリーランスの活用を軸とした「地方創生」とは?

IT人材事業本部では、大阪・福岡・名古屋に拠点があります。地域に根ざし、企業とITフリーランスを繋ぐ役割を果たす地方営業部の3人のリーダーが考える「地方創生」とは何か。それぞれの拠点のチームカラーとともに語ってくれました。

Ono

IT人材事業本部 地方営業部 大阪支店 リーダー

2017年 新卒入社

大阪支店に所属し、主に企業営業を担当。プレイングマネージャーとして後輩育成を行いながら、状況に応じた最適な提案力を持ち味に、関西エリアの顧客開拓、事業拡大に尽力している。1年目から月間MVPを受賞し、2019年度上期にBuddy賞ならびに2019年度Best of Buddy賞を受賞。好きな10の心得は「No.1しか興味ない」。

Taoka

IT人材事業本部 地方営業部 大阪支店 リーダー

2018年 中途入社

大阪支店に所属し、主にITフリーランスのサポートを担当。相手の発言や行動、価値観の背景にあるものを常に考え続け、的確な伴走支援を実施することを持ち味に、企業とITフリーランスのマッチングを進め、地域をまたいだマッチング実績などにも寄与している。月間MVP受賞経験あり。好きな10の心得は「No.1しか興味ない」。

Arai

IT人材事業本部 地方営業部 福岡支店 リーダー

2019年 中途入社

福岡支店に所属し、企業への営業・ITフリーランスへのサポートをそれぞれ兼務。フラットに頼り、頼られる関係を構築する調整力を持ち味に、福岡・広島エリアの商圏拡大を進める一方で、福岡支店のマネジメントやメンバー育成を担う、率先垂範型のリーダーとして業績に寄与。月間MVP受賞経験あり。好きな10の心得は「想いを語る」。

シームレスな働き方が広がる今、地方拠点の存在意義が問われる

Ono:私は大阪支店に所属し、企業にITフリーランスの活用を推進していく役割を担っています。正社員、派遣、アルバイトなど様々な選択肢がある中で、事業戦略、組織づくりにおいて「フリーランス」を選ぶ企業はだいぶ増えてきました。ITフリーランスの活用経験を踏まえ、その活用が自社にフィットしているかどうか検証し、メリットや価値を感じる企業の皆様から継続的にお声かけいただいています。いわば「一通り経験した上での今」という状況です。個人的な見解ではありますが、東京も大阪も、フリーランス活用に対する企業姿勢にそこまで大きな差を感じてはいません。

Taoka:ITフリーランス側の視点でいうと、「フリーランス」というキャリアを選ぶ方々は確実に増えてきました。コロナ禍によってリモートワークが当たり前になり、地方にいながら東京の案件に参画できる機会が格段に高まっています。「地方在住だから」と諦めていたことを諦めずに済むようになったんです。かつてのような大手のエージェントが数社だけ…という業界ではなくなってきているので、ITフリーランスの方々が自分に合ったエージェントを選ぶことができます。「正社員でいるから安定」という時代でもありませんし、「フリーランス」というキャリアを念頭に置いて、現在の業務に就いている方も多いはずです。

Arai:2人の話を聞くと、福岡は東京・大阪と比較するとまだこれからかもしれません。「フリーランス」という選択肢がようやく根付いてきたというところが率直な感想です。派遣を活用する比重が高かった地域で、ITフリーランスという選択肢にチャレンジしていただけるように粘り続けた結果、ようやくマーケットが成熟してきました。福岡支店は今、広島県を中心に中国地方へと足を運ぶようになりましたが、こちらは少し前の福岡と同じような状況かもしれません。ただ、企業が一歩踏み出せない理由や背景はどの地域も似ているので、私たちのノウハウや事例を活かして、これまで以上に全国にITフリーランスの活用を広げていきたいですね。

Ono:企業側の観点で見ても、リモートワークの導入は大きいです。通勤という概念が薄まり、大阪の企業でも首都圏在住の方をはじめとした全国のITフリーランスを活用するようになりました。地域をまたいだマッチングの成約数はこれからも増え続けるはずです。

Arai:福岡でも、ITフリーランスの有するスキル・経験を求め、新サービスの立案や研究開発に力を入れる企業が増えてきています。「フリーランスありきの組織戦略」とも言えるでしょうか。また、IT人材の方々からも、最先端の案件に参画できる・自分の成長可能性が広がる・収入が上がるといった意向から、フリーランスへチャレンジしたいという声が上がっています。出社文化が薄れたことが一番の理由で、キャリアに制限がなくなった。抑圧されていた何かから解放されたかのように、夢に溢れる言葉を多く聞きます。

Taoka:だからこそ、私たちは支店のあり方を見直さないといけないとも感じています。担当地域に拠点がある企業とその近隣に在住するITフリーランスを繋ぐだけの役目は終わりを迎えつつあります。地方営業部は「地方創生」を掲げていますが、その地方にある企業の課題解決にどれだけ貢献できるか、そこにこだわり続けられるメンバーが集まる場所が支店なんですよね。

Ono:あえてネガティブな言い回しをすれば、企業はITフリーランスを全国から探せるようになったことで、必然的に全国の企業と人材確保を争わないといけません。企業に寄り添ったサポートを進める中で、ギークスが有する莫大な情報の質と量、そして私たちが持つ地域性という独自の付加価値によって、その企業がITフリーランスから選ばれる理由を見出すことができます。

Arai:やっぱり「地の利」ってあって、地元だからこそ分かる、通じ合えることってあるんですよね。地方にいけばいくほど、まだまだウェットな人間関係を求められていることもあり、心的距離と物理的距離のどちらも近いという安心感も存在意義のひとつですね。

Taoka:地方営業部は、大阪・福岡だけでなく、名古屋・広島といった新しいマーケットへの挑戦が進んでいます。今後のエリア展開、リモートでの営業活動などを考えると「支店にオフィスが必要か」というような議論も出てくるはずです。事業ミッションに「働き方の新しい『当たり前』をつくる」と掲げていますが、支店の存在意義をアップデートすることも含まれているのかもしれませんね。

大阪と福岡。それぞれのチームカラー。

Ono:大阪支店は全員が目標達成のために動けるという一体感が、強みであり、特徴です。チームとしての意思決定をする際、数字を前提に考えられるのはとてもポジティブで、全員が達成に向けてどう動こうか、メンバーのためにできることは何かという視点で議論できるのは、個人的には心地よいです。時には、自分はこうしたいというエゴが出る部分もありますが、常に原点に立ち返れるので、それがエゴなのか、オリジナリティなのか判断できますし、フィードバックできます。機能的な組織とも言えるかもしれません。

Taoka:大阪支店の特徴はOnoの言う通りで、補足すると、全員で目標達成に向かうという軸がある分、誰かがやるだろう、誰かが言うだろうというような人任せな思考がないんですよね。全員が自分をもって仕事をしていますし、それぞれがきちんと意見を出せる。それでいて、和気あいあいとする部分と、ストイックに取り組む部分とでメリハリがある。支店の色が明確すぎるからこそ、この雰囲気に合わない人はとことん合わないかもしれない…という危うさを感じることはありますね。組織の良さを残しつつ、多様性を受け入れられる余白をチーム全体で作っていこうと思っています。

Arai:福岡支店の特徴は圧倒的なコミュニケーション量ですね。メンバーの出社とリモートが半々みたいな日でも、全員が社内チャットツールに画面ONで参加、「繋ぎっぱなし」で仕事しています。情報共有の鮮度を高く、リアルタイムで課題や不安点を払拭し、役職も年次も関係なく全員が意見を言い合うという、オフラインに近い環境を常に保っています。コロナ禍以降、目標達成に向けてどのような職場環境が最適かを考えた結果、こうなりました。馴れ合いにならない距離感の確保、そして組織拡大時にどのようなコミュニケーションスタイルを模索するか、現在と未来の重要な組織課題をひとつずつ頭に置いた上で、組織を運営しています。

Ono:今のチームの色に合うという意味でも、活躍できる人材の共通点という意味でも、「まず思い切って動いてみる」という意識がある方がフィットするのではないかと思います。周囲を窺いながら恐る恐る…といった姿勢だと成果が出づらいんです。自分がどう見られているかではなく、チームとしてどうあるべきかが大事。チーム一丸となって目標を追っているので、成果を出すために自分が何をすべきか逆算できる人と一緒に働きたいです。

Taoka:Onoが厳しいことを言いましたが、私も同じかもしれません。ゴールに向かって同じ目線で走っていただくことが何より大切です。支店は必要最小限の人員で最大価値を発揮しなくてはなりません。責任感を持って、自分の持ち場や役割をまずは果たすこと、そして他のメンバーへの協力を惜しみなくできること。周りのメンバーもたくさんの失敗をして今があるので、持ちつ持たれつ、一緒に頑張っていきたいですね。

Arai:ギークスには10の心得がありますが、私はその中でも「年中無休の好奇心」と「変化を楽しむ」の2つが大事だと思っています。地方営業部は新しいエリアを開拓することが求められます。与えられた仕事を実直に進めるだけでは成果につながらないんですよね。

Taoka:WeWorkというオフィス環境、リモートワーク、フレックスタイムなど働く環境に魅力は多いと思いますが、成果を生み出せる土台がメンバーそれぞれにあるからこそ、自由に使える。この順番は大切ですね。

Arai:3人ともストイックなことを言っているように聞こえるかもしれませんが、それくらいシビアなマーケットに日々向き合っています。ただ、事業ミッションである「働き方の新しい『当たり前』をつくる」は、地方に浸透して初めて実現できるもの。この社会を実現させたいと願う、熱い気持ちを持っていることが一番大事かもしれません。

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