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2021 . 04 . 15

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着実な組織成長のために、部長とリーダーの役割を明確化した「みらい会議」

※本記事は、2021/4/15に公開したギークス公式noteの転載記事です。

ITフリーランスの働き方を支援し、ITフリーランスと企業のマッチングを展開するIT人材事業本部では、毎年、事業本部長・部長・リーダーが一堂に会し、より強い組織を作るための「みらい会議」を開催しています。

例年、1泊2日の合宿形式を採用していましたが、コロナ禍の影響もあり、今年はオンラインでのコミュニケーションを活用した1日合宿となりました。

「みらい会議」の目的や内容、気づきや今後への想いなどをMiichiYasutakeTaoka、それぞれ3人の参加者に話を聞きました。

部長とリーダーの役割の明確化

まずは、採用チームのリーダーで、今回の「みらい会議」の運営にも携わったMiichiに話を聞きました。「みらい会議」の開催背景や当日について、また、Miichi自身が気づいた本質的な課題などについて、詳しく聞きました。

ーこれまでの「みらい会議」では、IT人材事業本部の行動指針やスローガンなどが策定されました。今年の「みらい会議」のテーマには、何が掲げられたのでしょうか。

今年は「よりよい組織になるために、部長・リーダーの役割を明確化すること」がテーマでした。組織が大きくなり、リーダーの人数も増えました。同じリーダーであっても、キャリアの長さやそれぞれの考え方に違いがあります。違いを活かすことは大切ですが、組織としての共通認識が必要ですし、より強く大きな組織を作り上げるために、自分たちが何者なのか、足元の再確認を進めようということで、今回のテーマ設定となりました。

ーコロナ禍ということもあり、今までの1泊2日の合宿形式から1日開催に変わったと伺いました。当日はどのような流れで「みらい会議」は実施されたんですか。

実は「みらい会議」は開催当日よりも前から始まっていて、「理想の組織とは?」「理想と現実のギャップは何か?」「ギャップを埋めるために何をすべきか?」といった内容を事前に整理しました。部長は各自で考え、リーダーは2つのグループに分かれて議論を深めました。「みらい会議」当日は、事業本部長のNarisueのファシリテートを軸に、理想とする組織・現状の課題のすり合わせを行い、理想とする組織を見据えた上で、部長・リーダーの役割を明確化していきました。

Miichiさん自身も、事前に理想の組織の明確化や課題の整理などを実施したと思いますが、どのようなことを考えていたのか、教えてください。

もともと、個人的な意見として、部長は事業の今後の可能性を広げていくことが役割で、リーダーはメンバーの成果を最大化させることが役割だと考えていました。ただ、現状は部長が現場に入り、メンバーの業務管理や育成を行うこともあり、リーダーの役割と重なっている部分があるのではないか?と感じていたんです。また、リーダーそれぞれを見渡しても、現場視点が強いタイプ・上位概念から考えるタイプと分かれていて、その良さをどう生かせるといいのか考えていました。

ー「みらい会議」を通じて、部長やリーダーの役割は明確になったのでしょうか。

部長・リーダーそれぞれが、メンバーの現状把握への意識が強いため、メンバーに対してどういった接し方が望ましいのかを議論しました。部長は、メンバーの評価・目標設定を含めた育成、リーダーは、日々の進捗管理・モチベーションコントロールというように役割を再認識しました。

役割分担が伝わりやすい、現場での施策の一例としては、メンバーとの個別面談が挙げられます。部長・リーダーそれぞれが自分の役割を認識、実行し、メンバーの成果の最大化や今後のキャリアイメージの明確化などに向け、伴走できればと考えています。メンバーからも役割の違いを感じ取ってもらえるように、関わり方を工夫できればと考えています。

「みらい会議」で向き合う、自身の本質的な課題

ー「みらい会議」は部長とリーダーの役割の明確化をテーマに議論が進んでいったと想像できるのですが、その過程で、また別の課題を感じたことはありませんでしたか?

IT人材事業本部には、営業部・EP部・CS部・開発チーム、そして私が所属する採用チームなどの部署があります。その中で、部署を超えたリーダー同士のコミュニケーション機会が少ないという意見があり、セクショナリズムが生まれる懸念が挙げられました。通常業務やトラブル対応での連携はあっても、それ以外の連携が少なかったんです。

事業部の成長、個人の成長をそれぞれ考えていても、そのベクトルがバラバラだったかもしれません。「みらい会議」の時間を通じて、その方向が揃ってきた感覚があります。リーダー間のコミュニケーション、情報共有、連携をメンバーにも見える形で実施していこうと決まりました。

ーメンバーに見える形で、という点が特徴的に感じます。

リーダーになりたいと手を挙げる若手メンバーを増やしたいという意図もあります。役職に就くことがキャリアの全てではありませんが、現場から見て、リーダーがどのような役割なのか、どのような責任があるのか、などが見えなければ、憧れることも難しいはずです。先ほどお伝えした、個別面談での役割分担もそうです。リーダー自身もメンバーから見られている意識が必要ですよね。

ー「みらい会議」を通じて、Miichiさんが自分自身に感じた課題はありましたか。

私自身、採用チームなので、「みらい会議」のような場で意見の食い違いに気づくと、現場との乖離を感じることがあります。問題提起や理想論しか伝えられないのではないか、現場で実用できる施策を提案できているのか、悩ましく感じています。

今回は、自分自身の本質的な課題と向き合えた「みらい会議」でした。リーダー自身が自分の役割を自覚し、チャレンジしなくてはいけない、価値観をブラッシュアップしていかなくてはならないと気づかされました。こういった気づきや課題へ部長・リーダーが一丸となって取り組むことができれば、今以上に強い組織が生まれる確信があるので、一歩ずつ着実に、自分の役割を進めていきたいと考えています。

ギークスサイクルと10の心得を体現する

CS部のリーダーとして「みらい会議」に参加したYasutakeに話を聞きました。

ー「みらい会議」に参加した感想を教えてください。

自分自身がまだまだリーダーとしてのミッション、役割をしっかりと理解できていないと痛感し、意識・行動を変えていかなければいけないと決意した機会でした。メンバーと接するとき、どうしても数字面でのコミュニケーションを交わすことが多かったのですが、ミッションや想いを伝えること、メンバーの想いを汲み取ることが大切だと強く感じました。

ー「みらい会議」に参加する前と参加した後で、自身にどのような変化がありましたか。

自分にやれると思ったことを、手あたり次第にやっていただけだったと痛感しました。今回参加したことで、リーダーとしての自覚を強く持ち、事業部の成長とメンバーの成長の両方を意識して、メンバーと日々関わっていきたいと心に決めました。「みらい会議」を終えて、メンバーそれぞれに対して、何を求めているのか伝えられるようになったと実感しています。

ー最後に、目指すリーダー像を教えてください。

メンバーにとって目指すべき指標となる存在になりたいです。そのためにはギークスサイクルと10の心得を体現し、自分の仕事に誇りを持つことはベースラインだと思っています。その上で、メンバーの個性を活かし、組織としても個人としても成果を最大化させること。市場の情勢を敏感に察し、枠にとらわれない発想と実現する力を持つこと。この状態になっていることが理想です。

地方からギークスを!

大阪営業チームのリーダーを務めるTaoka。地方拠点のリーダーだからこその視点や気づきがあったと話をしてくれました。

ー「みらい会議」に参加した感想を教えてください。

地方拠点としての役割を改めて言語化する機会となり、有意義でした。期待されていることも明確になり、具体的な取り組みに落とし込めました。大阪支店としての成長、そして個々のメンバーの成長をリーダーの目標とし、一歩踏み出すきっかけを与えられるようなコミュニケーションを取っていこうと決めています。

ー「みらい会議」に参加する前と参加した後で、自身にどのような変化がありましたか。

リーダーとしてメンバーを見ている、大阪支店から全拠点を見ている「つもり」だったなと実感しました。実際のところ、目先の数字やタスク、やらなくてはならないことに追われていました。今回、リーダーとして負うべき責任、担うべき役割を再認識したことで、メンバーにどのようなアクションを起こすか、整理できました。自分にはやれることがたくさんあるとわくわくしています。

ー最後に、目指すリーダー像を教えてください。

個々のメンバーの能力を最大限に引き出せる力を身に付けて、メンバーにとって次に目指すべきロールモデルとなれるようなリーダーになりたいです。また、リーダーの先のビジョンまで見えるような存在になるため、自分自身がさらなるキャリアアップを狙っていきたいです。地方拠点として、独立運営できるような強いチームを作りあげていくためにも、地方からギークス全体に刺激を与えられる実績を作る。気持ち新たに挑んでいきます。

IT人材事業本部の人材育成への取り組み

IT人材事業本部では、「みらい会議」の他にもさまざまな人材育成への取り組みを行っています。

リーダー層・若手社員・新入社員といった階層別の研修、スキルアップ・専門知識のインプットを目的とした勉強会などが開催されています。

「21世紀で最も感動を与えた会社になる」というグランドビジョンの実現に向け、日々、自分自身を磨き続けています。

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