2021 . 04 . 26
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組織へ貢献したいという想いを行動に移す2年目へ。2020年度新人賞受賞者インタビュー
ギークスでは、毎春、新卒入社1年目の社員の中から、最も活躍したメンバー1名に新人賞が贈られます。先日行われたギークスグループ全体会議にて、2020年度ギークス新人賞が発表されました。
新人賞を受賞したIT人材事業本部のYamadaに、ギークスに入社を決めた理由や社会人1年目で得た経験、2年目への意気込みなどを聞きました。
「組織への貢献」という自分の価値観を信じて入社を決意
ーギークスに入社した理由を教えてください。
私は大学3年生の10月頃から就職活動を始めたのですが、いろいろな会社と出会う中で、私自身の価値観が「会社のために、ともに働く仲間のために働きたい」という「組織への貢献」にあることに気づきました。
ギークスと出会ったのは就職活動を始めてすぐだったのですが、選考の過程や先輩社員の方々との交流会などでお話を伺い、ギークスの価値基準である「10の心得」を体現されている方が多く、とても魅力的に感じました。最終選考で曽根原社長にお会いして、ひとつひとつの言葉が心に響き、入社を決意しました。
就職活動を始めたのが早く、一緒に働く人や組織の価値観が自分と合っているかを重視していたため、ベンチャー企業を中心に選考を進めていました。今、ギークスの一員として働いていることに喜びを感じています。
ー「10の心得」に惹かれた部分が大きいと伝わってきますが、今、Yamadaさんが大事にしている「10の心得」を教えてください。
ひとつには決めきれないですね。「想いを語る」「出る杭を讃える」「モテる人間になる」「妥協のないつながり」…たくさんあります。
私は、メンバーに対して矢印が向いている言葉が好きなのかもしれません。自分が大切にしたいなと思う価値観と重なる言葉が多いです。また、先輩方を見ていると「10の心得」にこだわりを持っており、社内で価値観が浸透していることを強く感じます。
どんなに忙しくても、質問や相談に応じてくれますし、時には厳しいことも伝えてくれます。組織を大事にしているところや、メンバーひとりひとりに興味をもって接してくれるところは、「人にフォーカスを当てた会社」だと思います。入社して改めて気づいたギークスの良さです。
コロナ禍に巻き込まれた社会人1年目。
ー2020年度入社のYamadaさんにとって、コロナ禍での入社となりました。社会人1年目の仕事環境には、大きな影響があったのではないでしょうか。
イメージしていた社会人1年目とは、全然違う1年間でした。
例年実施されてきたセブ島での新入社員研修をとても楽しみにしていたのですが、大学生活最後の春休み頃から新型コロナウイルス感染症が広がったため、中止となりました。4月1日にパソコンを受け取ってからの数か月間は、リモートで研修が実施され、先輩や同期と直接顔を合わせることがないという特殊な環境でした。
リモートでの研修でも多くのことをインプットできましたが、仕事の全体像や業務イメージ、どのような方々と協力して仕事を進めていくのかなどを「見て学ぶことができない」というのは、とても大変でした。
緊急事態宣言が明けた後、オフィスに出社し、そこで初めて、職場の雰囲気や先輩の皆さんの人柄などを知ることができ、やっとスタートラインに立てたと感じました。
ーEP(エンジニアパートナー)部にYamadaさんは配属されましたが、配属後はどのような業務に携わったのですか。
EP部は、ITフリーランスの方々に案件を紹介し、参画先を決める役割があります。まずはITフリーランスの方に対して、ご登録の面談ができるようになることが求められました。
登録面談は内容としては4つのテーマに分かれており、ご希望に関するヒアリング、ご経験に関するヒアリング、ギークスのご紹介、最後に案件のご紹介をしていきます。ロープレを重ね、先輩に様々なフィードバックをいただきながら、社内テストに合格すると、ITフリーランスの方との面談に臨めるようになります。
多くのITフリーランスの担当をさせていただき案件の紹介やご商談の調整をしてご成約まで進めていくことが業務となりますが、ITフリーランスおひとりおひとりの人生を左右する仕事であることに、責任を強く感じています。
ーYamadaさん自身の強みはどのようなものだと考えていますか。
私自身、就職活動中から自分がどのような状況なのかを整理し、客観的に見ていくことが得意だと感じていました。入社後も、振り返りの時間を確保し、次に生かしていけるように「整理整頓」をしていくことや「改善」をしていくことは強みと言えるのかもしれません。
元々「とりあえずやってみる」というようなアクションが苦手だったのですが、研修中や配属されて独り立ちをするまでは、とにかくがむしゃらに突き進んでいこうと決めて実践しました。そこからは自分の得意なパターンを見つけたり、引き出しを増やしたりと、「行動量」だけではない「思考量」で勝負しようと思っていました。
嬉しさだけではない、責任を感じた新人賞受賞と2年目への想い
ー新人賞を受賞したと知ったときの気持ちを教えてください。
新人賞の告知は、業務中、社内チャットツールで送られてきたので、とてもびっくりしました。気持ちを落ち着けるために、そっとパソコンを閉じたことを憶えています。全体会議運営チームから、「全体会議当日まで、受賞したことは周りには秘密にしてほしい」と言われていたので、周りにバレないように3月後半はドキドキしていました。
新人賞に選ばれたことが分かってから、周囲からどう見られるのかというプレッシャーを感じ、3月は死に物狂いで数字を追いかけたんです。その結果、個人として過去最高の成約数を生み出すことができました。
事業本部長であるNarisueさんに選んでいただけたことは嬉しかったですし、お世話になっている方に少しでも恩を返せると思ったとき、ここまでの1年のことがフラッシュバックしてきて、自然と泣いてしまいました。入社してリモート研修から始まり、私たちの代が周りの方々に、どう映っているかずっと不安だったので、本当に嬉しかったです。
ー全体会議での授賞式では先輩からのお祝い動画があり、また、前年度新人賞受賞者でEP部の先輩でもあるTominagaさんからトロフィーを受け取りました。
新人賞は人生に一回しかもらえないものなので、とても嬉しかったですし、励みになりました。受賞スピーチの際、全員に対する感謝をひとつひとつ丁寧には伝えられなかったのですが、事業部全体への感謝の気持ちがより大きなものとなりました。
ただ、Buddy賞の発表を見て、社員投票で選ばれることの凄さ、自らの力を発揮して組織に貢献した人こそ獲ることが出来る賞だという価値が伝わってきて、Buddy賞に選ばれたいという気持ちが強くなりました。
すでに今年入社の新卒メンバーが前のめりになって結果を残そうと突き進んでいるので、その刺激を受けながら、しっかりと成果を残していきたいと考えています。
ー最後に2年目への意気込みを教えてください。
改めて1年間を振り返ったとき、「この会社が好きだ」という気持ちが強いことに気づきました。自分が大事にしている価値観である「組織貢献」を行動に起こしていきたいと感じています。
1年目はITフリーランスのキャリアアドバイザーとしての基礎を固め、そして成約を生み出すことでギークスの一員として信頼されることに重きを置いていました。2年目は成約を生み出す以外の成果も出したいと考えています。
例えば、後輩を育てること、社内のコミュニケーションや情報共有を今以上に円滑にすることなど、営業活動以外にも目が向けて、組織に貢献していきたいです。
インタビューを通じて、組織貢献という確固たる軸と、言葉を選び自分の想いをまっすぐに届けようとする気遣いや考察力を感じました。Yamadaさんの今後の益々のご活躍を楽しみにしています。ありがとうございました!
※本記事は、2021/4/26に公開したギークス公式noteの転載記事です。