2025 . 10 . 28
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周囲に高らかに宣言し、獲得したBuddy賞。ただし、ここは一つの通過点 ー2025年度上期Buddy賞受賞者 岩田さんインタビュー
ギークスでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
ギークスメンバーの「挑戦と成長」の結晶。仲間を讃える文化を体現した、2025年度上期ギークスアワードをレポート!
Buddy賞とは、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、メンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、半期に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。
今回は、2025年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 首都圏営業部 第2ユニットの岩田さんに話を聞きました。
「有言実行」が導いたBuddy賞

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!ギークスアワード当日、受賞者として名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。
Buddy賞獲得を目標に上期も営業数字を積み上げてきました。自分の中ではやり切れた感覚があり、これで取れなかったら仕方がないという気持ちでいたんです。Buddy賞の授賞式が始まった時、呼ばれるとしたら何番目だろうとドキドキしていたのですが、一番最初に名前を読み上げられ、ホッとした気持ちもありました。
実際のところ、喜びは半分で、もう半分は次なる目標へ進んでいこうという意欲でした。ここは通過点のひとつだと思っていたので、また、下期もトロフィーをもらえるように進んでいこうという気持ちが強くなりました。
ーBuddy賞を受賞できた要因はどのような点にあると考えていらっしゃいますか。
元々、自分が何をやりたいのか、どうなりたいのかなどを口にすることが多く、言語化によって目標達成へのコミットメントなどを自分なりに高めていくタイプなんです。
Buddy賞は社員投票の結果で選ばれるものなので、まずは「Buddy賞を獲る」と周囲に宣言しました。首都圏営業部の部長である大橋さんや私の営業ユニットのリーダーである田中さんにこの想いを伝え、受賞までのプロセスも描きましたし、1on1の場面などでも、その目標から逆算してのフィードバックなどをいただきました。
たとえ宣言していても、営業成果が伴わなかったり、組織に対する貢献の姿勢がなかったりすれば、Buddy賞には選ばれません。営業数字を積み上げ、想いの強さを行動と結果に示せたことが受賞に繋がったのかなと思います。

ーBuddy賞のトロフィーは、その田中さんから受け取りました。お祝いのメッセージも含め、壇上ではどのような気持ちだったんでしょうか。
現在の組織体制になった時から田中さんのもとで営業しているので、とても嬉しかったです。真摯に向き合っていただいていますし、たくさんのアドバイスももらいました。立場に関係なく、ひとりの営業パーソンとして、田中さんとは考え方が似ている部分や共感できる部分がたくさんあると感じていて、その上でのお祝いメッセージだったので、泣きそうでした。実際は泣いていたかもしれませんが(笑)。
「Buddy賞を獲る」と宣言して、田中さんも共に進んできてくださって、動きを間近で見てていただいていたので、壇上のあの時間が自分の成果を認めてもらえた、存在承認してもらえたという時間に思えました。
ー受賞者スピーチでは、たくさんのメンバーへの感謝を述べられていました。
この仕事は一人で完結できるものではありません。具体的に挙げればキリがありませんが、例えば、登録者を集めていただいているマーケティング部の皆さんもいらっしゃいますし、請求書の発行など細かい事務手続きを進めていただいているOMチームの皆さんもいらっしゃいます。1件の成約にはたくさんの方々の協力があるんです。
その一人ひとり、一つひとつのご協力と積み重ねがなければ、私はBuddy賞を受賞できなかったと思うので、関わったすべての方々への感謝を伝えられればと思い、あのようなスピーチになりました。
クライアントに寄り添う逆算的なアプローチ

ーここからは2025年度上期を振り返っていただきたいのですが、印象に残るエピソードなどはありますか。
パッと思いつくところでいえば、2つあります。1つ目は、5月の月間MVPの受賞です。Buddy賞を受賞すると宣言した中で、上期の早いうちに月間MVPを受賞できたことは、弾みにもなりましたし、自信にも繋がりました。ここから勢いが生まれてきましたね。
2つ目は「岩田さんにお願いしたい」というお客様からの指名が増えてきたことです。ITフリーランス業界に競合他社が増え続ける中で、企業側が複数のエージェントを活用することは当たり前です。ただ、担当者の方との関係構築や日々のやりとりの中で「岩田さんだけにこの案件をオープンしたので」と電話でもらうことがあり、その案件が成約に結びついた時、今までにないお客様との関係性が生まれたんです。
「困った時に岩田に頼る」というようなお客様が増えてくることは嬉しいですし、営業成果にも直結してきます。自分にとってターニングポイントとなるような経験でした。
ー「岩田さん単独の指名が入る」という状況は簡単には生まれないと思います。お客様とのコミュニケーションなどで、気をつけていることなどはありますか。
企業側の立場からいえば、複数のエージェントに声をかけたほうが多くの人材が集まることが予想できますし、様々な提案があるので課題解決の選択肢も広がります。だからこそ「岩田だけに声をかけることがいかにメリットになるのか」という発想から逆算した動きをとってみたんです。担当者の方にとって「質を担保しながら効率化できる状況」を意識してみました。
何気ない電話のやりとりから、有益な情報を伝えることや人柄を知ってもらうための雑談など、一工夫していましたし、ギークス経由で参画いただいているITフリーランスの方々の質の高さなども相まって、段々とご指名をいただけるようになりました。岩田に情報をポイっと投げておけば楽になる、そんな状態を多くのお客様のもとに広げていきたいですね。
ーBuddy賞受賞もありますし、こういったノウハウやナレッジをメンバーに伝えていく役割を担うことも増えそうですね。
体系立てて説明したことはまだないのですが、同じ営業ユニットのメンバーや新卒メンバーには、新規訪問の際のコミュニケーションの取り方や立ち回りといった、営業活動の場面においての発信やフィードバックを心がけるようになりました。
私自身もメンバーの営業に積極的に同席していますが、これまでの自分自身の学びや気づき、アクションなどを伝えることでそれぞれの営業成果や成長に繋がればと思いますし、振り返りや言語化する機会として、活かしていきたいです。
「想いを語る」で切り拓く、次なる目標への道。

ーここからは岩田さんご自身のことについて伺いたいと思います。Buddy賞インタビューでは恒例なのですが、好きな「10の心得」を教えてください。
ここまでの話でバレバレかもしれませんが「想いを語る」ですね。今回の「Buddy賞を獲る」もそうですが、あえて宣言することを大事にしています。
ちなみに、入社時は「No.1しか興味ない」が好きだったんです。ただ、前職も営業職だったため、「No.1」は掲げるものではなく、自分にとって当たり前にすべきものだなと感じたんです。なので、好きであることは間違いないのですが、定着している部分になっていますね。
ー「10の心得」以外でも、仕事上で大事だと考え、行動していることはありますか。
「仕事をゲーム感覚で楽しむ」ことですね。
労務の方からは怒られてしまうかもしれませんが、土日関係なく、仕事を趣味として楽しんでいるようなところがあります。それこそ、ゴールデンウィークやお盆休みに企業からの依頼や相談があると、モードが切り替わって、いろいろ考え始めてしまうんです。
ソシャゲのように、ログインするとデイリーミッションがあって、ウィークリーミッションがあって、それをクリアするとボーナスがもらえて…という感覚で、実施したタスクにチェックを入れていくことが楽しいんですよね。それがお客様にとってプラスの状況に繋がるのであれば、なんて素敵なんだという気持ちで、仕事に取り組んでいます。

ーご自身の強みとして認識されていることを教えてください。
やると決めたこと、宣言したことに対するコミットメントの強さです。やり抜くと決めた目標から行動に落とし込み、やりきること。これが自分自身の強みだと思います。落とし込むところまではできても、やり切れる人は少ないかもしれないので、この強みをこれからもより強めていきたいです。
一方で、営業活動に集中しすぎて確認漏れが発生したり、細かいタスクが苦手だったりと、自分自身をレーダーチャートにすると尖った形をしているだろうなと感じています。尖った営業パーソンでいいじゃないかと考えていますが、誰かに迷惑をかけてしまうような凹みの部分の改善に、これからは注力していきます。
ーでは、最後に、これからの目標をお願いします。
上期のBuddy賞を受賞できたので、次は年間MVPである今期のBest of Buddy賞を狙っていきます。下期のBuddy賞も受賞し、上期・下期と連続受賞することで近づいてくると思っているので、継続して成果を積み上げ、周囲への貢献も忘れずに進んでいきます。先々を見据えての目標もあるのですが、まずは目の前の仕事に全力で向き合い、今お伝えした目標の達成を有言実行したいですね。
ーありがとうございました!
Buddy賞を獲ると周囲に宣言し、見事に有言実行を果たした岩田さん。10の心得の「想いを語る」を体現し、たくさんの営業メンバーに刺激を与えています。
上期・下期の連続受賞、そしてBest of Buddy賞の獲得に向け、さらなる成果を出し続けていく下期の活躍を応援しています。
改めまして、2025年度上期Buddy賞の受賞、おめでとうございます!