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2019 . 09 . 04

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模型とARを組み合わせた映像技術!動画事業本部のAR研究

ギークスの動画事業本部では、ゲームPVや企業VPなどの映像制作や、VR・AR・MR・ホログラム・プロジェクションマッピングなどを活用した映像制作を行っています。今回は、模型とARを組み合わせた新しい映像表現について紹介します。

▲ギークマちゃんAR

AR映像の概要

AR(Augmented Reality)とは一般的に拡張現実と訳され、現実世界にCGなどで作ったデジタル情報を重ねて表示させ、目の前に見える空間を拡張する技術です。今回のARは、街並みを表現したジオラマ上に3DCGオブジェクトを反映しています。

模型にスマートフォンをかざすと、クマ型ロボットが敵の戦車やヘリコプターと戦う映像を見ることができます。

あらゆる場所から見ることできるので、様々なアングルから映像を楽しめます。

1cmに満たないビルの窓の隙間からでもしっかり見えます。

制作工程

①プログラミング

3Dデータと模型がうまく噛み合うか検証します。実物との前後関係がきっちりあうように、様々なツールを試し、調整を重ねました。

②キャラクターデザイン


ゲームの企画開発を手がけるグループ会社G2 Studiosの2Dデザイナーにキャラクターデザインを依頼しました。キャラクターが映像の中でどう動くのか、モーションやビジュアルのイメージを共有し、イラストに起こします。

③3Dモデル作成


出来上がったキャラクターの三面図を元に、3Dモデルを制作します。こちらはG2 Studiosの3Dデザイナーが担当。手足の可動域や質感など、細かく連携し確認をとりながら進めていきます。

④キャラクターの名前を社内応募


キャラクターの名前は、slackでギークスグループ全社員に募集しました。たくさんのアイディアが寄せられた結果『ギークマちゃん』に決定しました!

②③④については下記のブログで詳しく紹介しています。
クマ型ロボット「ギークマちゃん」の誕生秘話

⑤アニメーション


完成した3Dモデルに動きを加え、加工していきます。キャラクターが歩いたり、胸から砲台を出したりというモーションを一つひとつ設定していきます。

⑥実装


⑤で出来上がった「ギークマちゃん」を、Unityエンジンに組み込みます。これをAR端末で表示すると、ギークマちゃんが模型の中で動き出します。

開発担当者インタビュー


▲動画事業本部 ディレクター Natori

ジオARが生まれたきっかけ

動画事業本部では3年ほど前から、ホログラム・VR・ARといった新しい表現手法を研究していて、今年に入ってからはユーザの分母の多さという観点からARに注力していました。

ARを研究していく中で、現実のモノとAR上のCGオブジェクトの前後関係が取れていないことが表現の質を大きく下げているのではないかと気づいたんです。まず小さな対象からということで、模型を使いARと組み合わせてみたものが今回紹介した映像になります。映像表現として非常に魅力的なコンテンツになったと自負しています。

苦労したところ

現実空間とARコンテンツをミリ単位で合わせるということを前提条件に進めていました。色々な手法やツールを試して試行錯誤した結果、PTC社のVuforiaが精度や高速性といった様々な面で群を抜いていました。Vuforiaがなければ、この実験は断念していたと思います。

工夫したこと

ARに、いわゆるMRのような前後関係の処理を入れることで、いい意味で不思議感のあるコンテンツを実現できたと思います。また映像屋ならではの光や反射の表現といった細部にもこだわりました。色々な視点から楽しんでいただけると思います。


▲PTCジャパンのショールームにも展示していただいています。(※企業向けの展示のため一般公開はしていません。)

ジオARの活用方法

今回のサンプルのような模型内でドラマを展開するようなコンテンツはもちろんですが、例えば住宅用の模型などに組み合わせることで、建物に対する1日の陽の当たる向きを可視化できますし、実用的な使用方法においても大きな付加価値を生むことができると思います。

動画事業本部が目指すもの

現実と密に組み合わせられることがARの特徴であり面白さでもあると思います。ARは今後のツールの進化と普及により、生活やエンターテインメントに欠かせない存在になると思います。

動画事業本部では、既にAR空間の複数端末での共有や、若い年齢層に向けた新しいアソビの研究に取り組んでいます。ARを取り巻く技術は日進月歩で進化していますが、動画事業本部ならではの目線で、新しい切り口のコンテンツを提案していきたいです。

動画事業
様々な新技術を活用した映像の企画・制作・開発を行っています。
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