2021 . 05 . 21
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【私のキャリアストーリー】「九州のITフリーランスの方々の働き方の選択肢を広げたい」ー長くいきいきと活躍できるよう寄り添うキャリアアドバイザー(福岡支店・Osaki)
IT人材事業本部は、営業部・EP(エンジニアパートナー)部・CS(カスタマーサポート)部・地方営業部・採用チーム・開発チームに分かれており、新卒・中途、様々なバックボーンを持ったメンバーが活躍しています。この特集企画では、事業の成長を支えるメンバーに焦点を当てた記事をお届けします。
▼過去の記事はこちら
【私のキャリアストーリー】自分が介在する価値を提供し、長く企業様のパートナーとなることを目指して(営業部・Oniki)
【私のキャリアストーリー】目的意識を持って相手の「本当に叶えたい夢」の実現をサポート(大阪支店・Oda)
【私のキャリアストーリー】「仕事とサッカーを両立して唯一無二の存在に」-想いを語ってデュアルキャリアを体現(営業部・Kawachi)
今回は、IT人材事業本部 地方営業部 福岡支店に所属するにOsakiにインタビューを行いました。
「やりたいことが出来ていないエンジニアの方々を救える」と確信しギークスに入社
私は大学卒業後、システムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。しかし、働く中で「自分はシステムエンジニアに向いていないのでは」と感じることが多くありました。思い返せば幼少期からモノ作りは苦手分野で、プログラミングに関しても「動作的には問題ないけれど、綺麗な書き方ではない」「コードを書くセンスがない」という壁にぶつかっていました。1つ1つの機能を開発するのに時間が掛かりすぎてしまっていて、「このままシステムエンジニアを続けるのは難しいのではないか」と感じていました。
そう感じていたタイミングで、某部品メーカーのシステム開発を「要件定義」というお客様と仕様を決めていく工程から任せてもらいました。1つのシステムを作るために製品のカタログを6~7冊読んで知識を付ける必要があり、必死に読んで、お客様先に週2回打ち合わせに行っていました。
最初は理解が足りずより良い提案が出来ず、お客様との距離を縮めることが難しく苦労しました。しかし、製品のカタログを読み込むほどに知識がつき、その知識を活かしてお客様のためを考えて工夫した提案が出来るようになってきました。それによりお客様にも評価してもらえることが増え、どんどん仕事が楽しくなっていきました。この出来事をきっかけに営業職に興味を持ち、建設メーカーの営業へとキャリアチェンジしました。その後、会社の体制変更に伴って転職を余儀なくされ、改めて自身のキャリアを考えた末に、ギークスへの入社に至りました。
ギークスへの転職活動の際には、「無形商材を取り扱う営業職であり、なおかつ自分がエンジニアだった経験も生かせるような仕事が出来れば良いな」と考えていました。その中で、ITフリーランス専門の人材エージェント事業を展開するギークスを知り、この会社で働きたいと思いました。
私はシステムエンジニアの経験がありながら、フリーランスという働き方で活躍出来ることを知らなかったため、ギークスの事業内容を知ったときには「このような働き方も出来るんだ!」と良い衝撃を受けたことを覚えてます。
私自身多くのエンジニアの方と一緒に仕事をしてきて、「自分では現場で開発し続けたいと考えているものの、会社に求められてマネジメント業務が中心となり、もどかしさを感じているエンジニア」や「その状況で働き続けた結果、メンタル不調をきたしてしまった方」などを身近に見てきました。私がギークスでフリーランスという働き方を提案することで、そのようなエンジニアの方々を救うことが出来ればと思い、ギークスに入社しました。
ITフリーランスの方々に長くいきいきと活躍してもらうために
私はキャリアアドバイザーとして、ITフリーランスの方々の案件探しのお手伝い・案件に参画するまでのサポートを行っています。
キャリアアドバイザーの役目は、「案件参画までの道筋を一緒に作ること」や「案件参画までにある障害を取り除くこと」だと考えています。具体的には、ITフリーランスの方が理想とするキャリアプラン・働き方の実現に向けて、「Aの案件は●●の経験が出来る」「Bの案件なら▲▲のスキルが身に付けられる」「Cの案件なら××という希望を叶えられる」…というように、いくつかの選択肢を提案します。その提案の中からITフリーランスの方に選択してもらいながら、一緒にキャリアを考えていきます。また、働く環境に関する疑問や不安が無い状態で案件に参画できるように、企業側と調整して解消するよう努めています。
そのような役目を果たしていく上で大切にしているのが、ITフリーランスの方々がお話してくださった内容について「なぜこのように考えるのか?」と疑問を持つことや、「こういう考えも出来ますよね」と新しい視点が持てるように助言することです。
それにより、ITフリーランスの方が1人で考えているときには気付けなかった大切な価値観や潜在的な欲求などに気が付けるきっかけになれば良いなと思い、実践しています。
このようにITフリーランスの方々に1つ1つ確認・提案しながら、自ら選択してもらうことや気付いてもらうことを重視するようになったのは、案件探しのお手伝いをするEP部の業務だけではなく、CS部の業務にも携わるようになったことがきっかけです。EP部の業務だけに携わっているときは、ITフリーランスの方々が参画する案件を決断しやすいように「このような選択をするのがいいのでは」と自分の意見を伝えることが多かったように感じます。
CS部の業務にも携わるようになってから「1つの案件で長くいきいきと活躍してもらうこと」をより重視するようになりました。そのためには「ITフリーランスの方々が、複数の選択肢から自ら決めたこと」の方が長く活躍してもらえると感じ、様々な選択肢を提案できるように心がけています。
九州のITフリーランスの方々の働き方の選択肢を広げたい
入社当時から考えている、「フリーランスの働き方を啓蒙することで、自分のやりたいことが出来ていないエンジニアの方々を救いたい」という気持ちは変わらずに持ち続けています。今はその気持ちだけではなく「九州のITフリーランスの方々の働き方の選択肢を広げていきたい」と考えています。
コロナ禍で各社リモートワークが進んだことで、ITフリーランスの方がフルリモートで参画出来る案件が増えました。それにより、九州在住のITフリーランスの方々が関東・関西の企業の案件に参画していただくことも出来るようになってきました。関東では九州よりもWEB系の案件が多いなどの特徴があるため、居住地域に関わらずに案件を紹介していくことは、さらに九州のITフリーランスの方々の働き方の選択肢を広げることに繋がると考えています。
そのために私は、関東・関西の案件の動向をより理解し、ITフリーランスの方々がそれらの案件で活躍するためにはどんな経験が必要になるのかを把握して、九州のITフリーランスの方々に適切な案件を紹介していきたいです。全国どこの地域の案件でも、九州エリアの案件に参画されるのと変わらない安心感でご紹介出来たらと思っています。
九州のITフリーランスの方々が全国の様々な企業の案件に参画し、たくさんの経験を積み、ゆくゆくはその技術を九州で活かしてほしいと思っています。そうした活躍をされるITフリーランスの方々の支援を通じて、九州の産業を盛り上げていけたら…とも考えています。
※本記事は、2021/5/21に公開したギークス公式noteの転載記事です。