組織が一丸となって若手を育成。ギークスの新卒研修とは

2019年4月入社の新卒社員が無事に全ての研修を終え、6月から本配属先での業務をスタートさせました。さらなる組織力強化を重要ミッションに掲げ、個人のレベルや組織のレベルの底上げを行ってきたIT人材事業本部の新卒研修を紹介します。

どの部門でも自走できる人材の育成

▲2019年度新卒入社社員向けの研修プログラム
　
4月から2ヶ月間をかけて行われた新卒研修は、「G2 Studios配属新卒社員と合同で行うビジネス基礎研修(セブ島研修を含む)」と、「IT人材事業本部の現場研修」の2つに分かれます。前者ではビジネスマナーなど社会人として基礎となるスキル修得や同期の連携強化を目的として行われ、後者は配属先であるIT人材事業本部の全体像や各部門の役割をOJT形式で学びます。研修のゴールは「どの部門においても自走できる基盤を構築する」こと。このゴールを達成するために、現場研修では「目標達成までのプロセスを自ら考え行動できる」「各部門の役割を理解できる」状態を目指します。
セブ島研修の様子はこちら：自分と同期に本気で向き合う濃密な2週間。2019年度のセブ島新卒研修をレポート！

すべての部門の業務を学ぶOJT研修

IT人材事業本部の基礎研修で事業部の大枠の理解を深めた後は、1週間ずつの部門別研修が行われます。各部門のメンターの多くは入社2年目の社員が担当し、新卒社員をサポートしました。

マーケティング部門

まずは新卒社員全員がマーケティング部門の業務を学びます。ITフリーランスにギークスを認知いただくために様々な施策を行うマーケティングチームから、マーケティングの基礎知識を学びます。

学んだ知識を生かして、自社サービス分析をチーム毎にプレゼンします。プレゼンにはIT人材事業本部のメンバー全員が参加をし、先輩社員から発表に対する質問や指摘・アドバイスを受けました。自分たちの深堀りの浅さや視点の違いに先輩との差を痛感する新卒社員たち。実際にクライアント企業やITフリーランスと接する部門での研修に向けて、さらに気合が入ります。

EP部

ITフリーランスに仕事の提案を行うEP(エンジニアパートナー)部では、ITフリーランスの方との面談に同席をして、先輩がヒアリングをして仕事を提案するまでの流れをつかみます。面談後には先輩とのMTGが行われ、面談の場で感じた疑問を解消したり、「自分だったら面談の場でITフリーランスの方とどんなコミュニケーションを取るか」を考え先輩にフィードバックをもらいます。

営業部

IT人材不足に悩む企業の課題解決を行う営業部では、先輩のクライアント企業訪問に同行や企業の担当者と電話でやりとりを行います。

営業部では、事業・サービスについての正しい理解も重要ですが、それ以上に目の前にいる相手のニーズや課題を汲み取り、それにあわせた提案ができているかが求められます。そのため、営業ロープレ合格というKPIも設け、相手を意識したコミュニケーションが図れているかを先輩に厳しくチェックしてもらいます。営業ロープレの最終評価者は事業本部長と部長。合格に向けて、先輩に指南を仰ぎながら積極的に練習を行います。
　
ほかにもお仕事中のITフリーランスの方をサポートするCS(カスタマーサポート)部や、社内のシステム開発・運用を担う開発部、膨大な契約書を取り扱うOM（オフィスマネージメント）チームなど、IT人材事業本部の全ての部門をまわります。各部門ごとにKPIはあるものの、それを達成するために1日のスケジュールをどのように立てていくかは自分たちで考え、実行します。

新卒定例MTGで情報共有

仕事に臨むスタンスや仕事の進め方など、それぞれが先輩からもらったアドバイスを共有するMTGを実施。新卒同期全員で知識を共有し、「指摘をどのように改善し、どう行動につなげていくか？」を議論する場として定例で行いました。新しい知識や経験を得る目まぐるしい毎日の中で、得たことを振り返る場を自主的に設けていました。

研修の集大成は、想いを語る決意表明

全ての部門の研修を終え、最後は一人ひとりの決意表明プレゼンが行われました。研修を経て、IT人材事業本部でどのように頑張っていきたいかを事業本部長と部長にプレゼンします。

全員から自然と「こんな組織にしていきたい。そのためにこんな自分になりたい。」という言葉が発せられ、組織の一員である自覚が芽生えたことが伝わります。それぞれの個性が光る力強いプレゼンに、事業本部長たちからは、これからの活躍への期待を込めたフィードバックが送られます。

全ての研修を終え、いよいよ本配属発表！

新卒社員の適性や志向性を踏まえて本配属先が決定！先輩社員が見守る中でそれぞれの配属部署が発表されました。発表された瞬間は「わあっ」という声が上がり、新卒社員はもちろん先輩社員からも笑顔がこぼれます。

配属発表を一通り見終えた後、新卒社員から先輩社員へ「改めて、これからよろしくお願いいたします！」という挨拶が送られ、先輩たちからは大きな拍手が起こりました。

研修を通じてそれぞれが得たこと

約2ヶ月間に及ぶ研修を通じ、自分の成長だけでなく組織視点が強くなった新卒社員たち。自分の強みや弱みを発見できる機会にもなり、「自分は何が出来るのか、何をすべきなのか」を考えながら行動する力の基礎を身につけられた研修となりました。
また、メンターと新卒社員の関係構築を内定者時代から重ねてきたことや、メンター以外の先輩たちも「新卒社員がより成長できるために何ができるか」を考えながら日々研修に格闘する新卒と向き合うことで、「組織一丸となって若手をスキルアップする文化」がさらに深く根付いた期間にもなりました。

新メンバーが増えさらにパワーアップしたIT人材事業本部に今後もご期待ください。