2020 . 04 . 30
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【リモートワーク導入まで】社員と対話を重ね、より柔軟な働き方を
ギークスグループでは、経営層と社員の交流制度や組織サーベイなど、あらゆる角度から社員の声を汲み取りながら、働きやすさ・働きがい向上のための様々な制度づくりを行っています。先日、ギークスでスタートしたリモートワークも、まさにこうした社員の声を活かそうという取り組みから決まったものでした。今回はリモートワーク導入までの経緯をご紹介します。
※リモートワークの導入は以前より検討しており、後述の社内イベントは新型コロナウイルス感染症が拡大する以前に行いました。3月下旬からは社員の安全を考慮し、全社リモートワークを強く推奨しています。
経営層と社員の交流会が大きなきっかけに
全社員を対象に毎月実施しているサーベイには、社員からの意見や提案コメントが数多く集まり、経営層はそれら全てに目を通し、回答を全社展開しています。組織への改善提案や要望など、様々出されるコメントの中で特に多かったのが、より柔軟な働き方に対する意見でした。
社員からの熱量の高いコメントを見た代表曽根原の「メンバーの意見を直接聞いてディスカッションしたい!」という希望により、曽根原と社員が新しい働き方の可能性についてディスカッションをする会の開催が決まりました。全社員に参加を募ったところ、経営層と働き方についてディスカッションしたいと答えた社員は150名近くにのぼりました。その中からまずは第1弾としてギークス本社のメンバーとの会が開かれました。
▲新型コロナ感染拡大の前に実施したディスカッションの様子。様々な事業部から参加者が集まった。
当日は軽食を囲み、乾杯からスタート。まず、全社員向けに実施した「働き方に関する質問に絞ったアンケート」の集計結果を発表し、続いてリモートワークに関してや気になる働き方事例、希望の制度など様々なディスカッションが行われました。働き方全般について議論するなかで、特にリモートワークに関しては、メリットやデメリットについて非常に多くの意見が上がりました。
労務担当や情シス担当も参加し、社員が期待する新しい働き方に対しての制度や設備面での実現可能性についても検討しました。
終了時間までがあっという間に感じるほどに白熱したディスカッション。忌憚のない意見が多く上がり、「ギークスグループで長く活躍していきたい」という社員の想いが伝わる場になりました。
「今日みんなが出してくれた意見を参考に、リモートワークについては僕が推進していきます」という曽根原の言葉で会は終了しました。
そして翌週、社長から社員に向けた動画メッセージが公開されました。
今回、geechs BARでメンバーの声をヒアリングしたうえでスタートすることにしました。フリーランスという新しい働き方の支援を行っているギークスだからこそ、私たち自身も新しい働き方を取り入れていきましょう。
経営会議で承認がおり、リモートワーク導入がこうして社員に報告されたのは、新しい働き方の可能性についてディスカッションをする会を実施してからわずか1週間後のことでした。
リモートワーク導入後の様子
▲新型コロナ感染拡大を受けて3月下旬から全社リモートワーク中。
ここまでの流れは、新型コロナ感染拡大が進む前に、検討していたことです。リモートワーク導入の話が進むと同時に、世界中で新型コロナが猛威を振るい、私たちも働き方の変化が求められました。3月下旬には全社リモートワークを強く推奨しており、4月現在、一部を除いた9割以上のメンバーがリモートワークを行っています。
あらかじめ、クラウド電話システムの導入を進めていたことと、リモートワークや働き方について社員を交えて議論できていたたため、スムーズにリモートワークに移行することができました。必要に応じて、デスクトップパソコンやモニタを持ち帰る際のタクシー代は会社が負担しています。
また、全社員を対象にリモートワーク中の困りごとやおすすめ解決法やtipsをヒアリングするアンケートを実施。経営層が社員の声を集めて改善に活かすこと、そしてメンバー同士のアイデアでリモートワーク期間を充実させることを目的として実施したアンケートには、たくさんの回答が集まりました。
社員から集まった「リモートワークのコツ」は次回のブログでご紹介します!お楽しみに!