2020 . 08 . 03
MEMBER
入社1年目メンバーのスキルアップを支援する「若手勉強会」とは?
※本記事は、2020/8/3に公開したギークス公式noteの転載記事です。
ギークスグループには、社員ひとりひとりのスキルアップを支援するための様々な制度があります。そのなかで、IT人材事業本部では、入社1年未満の社員を対象に、業務を円滑に行うためのスキルや知識を学ぶ機会として、若手勉強会を実施しています。今回は、若手勉強会の内容と、1年の学びの集大成として行われた発表会の模様をお伝えします。
若手勉強会とは?
▲若手勉強会のプログラムの一部
若手勉強会は、メンバーが自ら仕事を作り出せる組織を目指し、個人のスキルを高めるために開催しています。
参加するのは、中途・新卒問わず入社1年未満のメンバー。勉強会では、仕事をするうえで必要になる開発言語の知識などをインプットします。その他、より実践的な知識・先輩の思考の流れを身に付けるために、社内システムの効果的な活用の仕方や、営業部・EP(エンジニアパートナー)部・CS(カスタマーサポート)部のケーススタディなど学びます。
ITフリーランスの方々が持つスキルや経験、志向性を把握するために用いるシートの見方、活用の仕方を学びます。先輩の経験に基づいて、より質の高いマッチング図るための視点を習得します。
◆キャリアアップ・キャリアチェンジ事例
ITフリーランスの方々に、より自分らしい働き方・より将来を見込んだキャリア形成のサポートや提案ができるように、キャリアアドバイザーとしてどのような姿勢で臨むべきかを学びます。今まで支援してきたITフリーランスの方のキャリアアップ・キャリアチェンジの事例も一部参考にしながら、ケースごとにどのような価値提供が必要かを考えていきます。
勉強会は、毎月1~2回ほど開催。それぞれのテーマに対してリーダー・入社3年目程度の先輩社員が講師を務めます。各回講師のほかに、昨年度若手勉強会に参加した社員がチューターとして付き、講師の勉強会の運営サポート・参加者のフォローを行います。
2019年度の若手勉強会の参加者は、合計23名。1年間のプログラムを経て、広く知識が身に付きました。
1年間の集大成!テーマプレゼン大会
▲発表会参加者・評価者の様子
1年間の学びの集大成として、6月にプレゼンを行いました。勉強会参加者を2~5名のグループに分けて6チーム作り、「成約数を達成するために、どのようなアクションが必要か」のテーマで、それぞれのチームが考え発表します。
このプレゼンの目的は、日々の営業活動を数値化・見える化するために導入したSalesforceを活用し、データをもとに検証して、仮説を立てたうえでアクションを考えられるようになること。各チームのデータをもとに、成約数を達成するためのアクションを考えて、10分間の内容にまとめました。
各チームのプレゼンは、事業本部長・各部部長・研修担当が評価してフィードバックを行います。データをもとにした仮説が立てられているか、根拠に基づいた考察ができているかなど、発表の内容に関するポイントのほか、説得力をもったプレゼンができているか、タイムマネジメントができているかなどのポイントで評価されます。
どのチームも、この1年間の研修で思考力・プレゼンテーション力などが成長したことを感じられる発表ができました。各チームそれぞれの評価項目の点数を合計して、総合点数を算出。最もポイントが高かったチームをみんなで讃えました。
・Salesforce基礎の研修で、レポート・ダッシュボードの作り方を丁寧に教えてもらえたため、その後の業務でスムーズに使えるようになりました。社歴が浅いために控えめになりがちなところ、若手同士で取り組むことで、主体性が身につきました。
今後の若手勉強会のプログラム
▲昨年度の勉強会の様子
2020年度の若手勉強会は7月から始まりました。2020年度は、会社・自身が身を置いているポジションについて、業界全体・職種全体から理解を深めて、自ら考えて行動を起こせるようになることを目指して、プログラムを刷新しています。
具体的には、企業目線・ITフリーランス目線で自社や他社を理解できる講義を新設し、SES業界全体をより広く、深く知ることができるようになりました。
今期の事業部のスローガン「たすけあい」を体現していけるよう、幅広い知識を習得し、その知識を最大限に業務に生かす力を養っていきます。今後のメンバーの成長に、ご期待ください。