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2020 . 12 . 04

CORPORATE

IT留学やオフショア開発にとどまらない、NexSeedのソーシャルグッドな取り組み

※本記事は、2020/12/4に公開したギークス公式noteの転載記事です。

ギークスのグループ企業「NexSeed(ネクシード)」は、フィリピン・セブ島でプログラミングと英語を同時に学べるIT留学やオフショア開発事業を展開しています。トレンドとなりつつあるIT留学において、フィリピンにある日系テックスクールのパイオニアとして、先頭を走り続けています。

現地でのオフショア開発も軌道に乗ってきた矢先に起こった、コロナ禍。数か月に及んだロックダウンを乗り越え「通常に戻ったときにはもっと強いチームになっているはず」と笑顔で語るNexSeed代表のTakaharaに、今後の事業展開や教育論について話を伺いました。Takaharaの言葉には、ソーシャルグッドなヒントがたくさん散りばめられていました。

(取材:SDGsアンバサダーSasaki

NexSeed代表/ギークス 執行役員
大学卒業後、採用・マーケティング・事業再生・事業開発を経験したのち、死ぬ前に世界中をこの目でみたい!という夢を叶えるために、世界40カ国を巡る。帰国後、プログラミングスキル・英語力・異文化適応力などのグローバルスキルをもち、世界で活躍できる人材を育てたいという思いから、「LIFE SHIFT PLATFORM(人生が変わる場所)」として、2013年にフィリピン・セブ島にNexSeed(ネクシード)を設立。2020年現在、卒業生数は2,000名を超え、フィリピン最大手の日系テックスクールとして、優秀な人材を輩出している。

コロナ禍のNexSeedを救ってくれた「オフショア開発」

ーNexSeedはフィリピンのセブ島でIT留学を運営されています。今回のコロナ禍、現地はどのような状況だったのですか?

Takahara:私は7月までセブ島でロックダウンの中で暮らしていました。スーパーへの買い物以外は外出が禁止されている状況で、外出時も外出許可の証明書を所持していなければ逮捕されるような、非日常。全員がストレスフルな生活を強いられていました。現在のセブ島では、公共交通機関である乗合バスがやっと少しづつ運転再開したところです。今も制限下での生活が続いています。

ー事業の中心である「IT留学」は大きな影響があったのではないでしょうか。

Takahara:影響はもちろんありました。ただ、オフショア開発の事業展開を進めていたことで、NexSeedが倒れることはありませんでした。また、コロナ禍を前向きに捉えて、「IT留学」はオンライン化し「オンラインIT留学」の提供を開始しました。オンラインIT留学の受講者は、開始3か月で100名を超えています。「IT留学」が再開されれば、コロナ禍以前よりもより多くの方がキャリアチェンジできるようなサービス提供ができると考えています。

フィリピンでスタートするソーシャルグッドな取り組み

ー12月からフィリピン人向けテックスクールの受講者に対して学習面や就職面での支援を始めることを伺いました。

Takahara:はい。フィリピン人向けのテックスクール「Zuitt」の提供する「Zuitt Coding Bootcamp」の 受講者に対し、スカラシップ(給付型奨学金)制度を提供する準備しています。金銭的な理由からチャンスの少ない現地の若者がプログラミングを学ぶことを支援し、テックスクール卒業後はNexSeedに就職してもらい、オフショア開発に従事してもらえればと考えています。

ーテックスクールではどれくらいの期間で就職できるレベルまで到達するのですか?

Takahara:プログラミングのことがまったくわからない人でも、3ヶ月間みっちりと学ぶことで就職できるレベルまで到達します。

ーゆくゆくは日本で活躍するエンジニアも生まれるのでしょうか?

Takahara:そうした活躍をする人が増えたらいいですよね。「途上国に生まれた」という理由であらゆる機会に恵まれなかった方に、「学ぶ」ということを通じてチャンスを提供したいと考えています。Zuitt社との取り組みでは、スカラシップを活用してプログラミングスキルを習得し、仕事を手に入れて、先進国の1つである日本で活躍する、というようなサクセスストーリーを現地の方々とともに作りたいと考えています。日本に行くことが夢だ、楽しみだと思ってくれるといいですね。

日本としても、海外の人材の力を借りなくてはならないでしょう。2030年に日本のIT人材は最大79万人が不足すると言われているので、海外の企業に発注するか、外国人エンジニアを招くか、多くのIT企業がそのどちらかの選択に迫られるだろうと考えます。NexSeedがどちらの選択にも対応できるように準備することが、日本を救うことにも、私たちのビジネスチャンスにもなります。

ーSDGsでいえば「1.貧困をなくそう」や「4.質の高い教育をみんなに」の課題解決にもつながるビジネスモデルですね。
Takahara:そうですね。今年はスカラシップの提供は3名からスタートする予定ですが、来年は10名、その先はその倍にできればと考えています。100人、1,000人…と支援できると、NexSeedの事業としてもスケールできますし、フィリピンの社会課題解決にも貢献できますね。

これからの人材教育とは?

ー国内でも、広島県福山市の英数学館中学校・高校に、オンラインでのプログラミング授業を提供し始めたと伺いました。

Takahara:NexSeedのプログラムを提供できる国内の学校が増えるのは、嬉しいことです。今年度より学校教育の中でプログラミングは必修科目となり、英語も小学校からスタートします。私たちの専門領域である「IT」と「英語」の知見を、子どもたちのよりよい未来のために還元していけることがあれば…と思っています。

ー世界40か国を旅し、「IT留学」という切り口でグローバル人材を育てているTakaharaの視点から、これからの未来を作る若者や子どもたちはどのような能力を持っていることが望ましいと考えられますか。

Takahara:私は、コミュニケーション能力・ダイバーシティへの理解・ITスキルの3つが必要だと思っています。私が思う「コミュニケーション能力」とは、母国語だけでない世界中の人とコミュニケーションが交わせるようになること。つまり、英語教育とも言えます。「ダイバーシティへの理解」は、海外の人とフラットに付き合いができるための土台のことを指しています。これからは、国内の人材不足の観点から、あらゆることが自国内だけで完結することはなくなると考えています。「ITスキル」、これはつまりプログラミングスキルですが、普通教育の中で習得してほしい。この3つは新しい「読み・書き・そろばん」だと思っています。ただ、土台にあるのは心の部分。学校教育でいうと道徳の時間にあたるかと思いますが、心の教育があってこその3つではないでしょうか。

ー最後に、ギークスグループ全体として実現できそうなソーシャルグッドなモデルはどのようなものが考えられそうですか?

Takahara:IT人材事業本部で、IT人材が足りていない地域・地方企業にIT人材を紹介することは、ソーシャルグッドな取り組みの1つだと感じています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が叫ばれてきていますが、地方の行政や企業へのIT支援も重要な社会貢献です。

これから実現できそうなことに関しては、色々な可能性があると思います。例えば、ギークスグループのG2 Studiosには、ゲームを開発できるメンバーが揃っています。子どもたちの中には、将来ゲームを作ってみたいと思っている子どもがいると思うので、ゲーム開発に関するオンライン学習の機会を提供するのはいいかもしれません。国内でも、生まれた場所によって、このような機会を得られる・得られないがあると感じているので、オンラインで全国の子どもたちに届けられたらと思います。ジャストアイデアではありますが、こんなことが出来たら面白そうだと思っています。

取材後記(SDGsアンバサダーより)

NexSeedが拠点を置くフィリピンは、世界88ヶ国を対象にした国別英語力ランキングで14位(東南アジアでは2位)、ビジネス英語の能力を判断するビジネス英語指数(BEI)では世界で最もビジネス英語能力が高い国と位置づけられている一方、若年層(15歳〜24歳)の失業率は国内の全失業者数のうち全体の45.5%を占めるなど、年齢が低いほど失業者が多くなっています。

フィリピンの若者に金銭負担なく学ぶ機会・働く機会を創出し、巡り巡って日本のIT人材不足を補う解決策へとつながっていく。これは途上国の社会課題と先進国の社会課題を揃って解決に導く、社会へ良いインパクトを与える「ソーシャルグッド」なビジネスモデルです。

自社のビジネスが社会のどのような課題の解決につながるのか、という意識がなければ、企業経営が成り立たない時代に突入しています。

NexSeedが提供するIT留学について
ギークスの持続可能な社会の実現を目指す取り組みについて

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