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2021 . 07 . 15

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「考動」する人材へと駆け上がる、ギークスの内定者研修・新入社員研修とは?

ギークスでは、2021年4月に11名の新卒社員が入社しました。IT人材事業本部には毎年10名前後の新卒社員が入社し、先輩が後輩を育て、導いていく文化が醸成されています。

採用活動から現場配属までをフォローアップする、採用チームのリーダーであるMiichiに、2021年度入社の新卒社員に実施した内定者研修・新入社員研修の内容、また、ギークスの採用活動について、話を聞きました。

(取材:広報

マルチタスクが求められた内定者研修

2021年度入社の新卒社員の内定者研修は、2020年11月にスタートしました。コロナ禍ということもあり、オンラインでの研修が中心となりました。

社会人基礎やビジネスマナーの習得、会社・事業理解、社内で使うビジネスツールの理解と実践、業務に必要な知識の習得と大きく4つのジャンルに分けられ、オンラインでの講義形式で毎月2回のペースで実施されました。

Miichi:コロナ禍の影響でオンラインでの実施となりましたが、オンラインで最適化された研修を実施しようと準備しました。4つのジャンルの研修内容は、入社するにあたって必要なインプットですが、研修全体を通して「タテのつながり」を強く意識しました。例えば、会社・事業理解の時間では、本部長のNarisueが全体論を説明した後に、営業部・EP部・CS部の部長が部門としての目的や目指すべきところについて、そして、リーダーがその実現のための具体論を説明しました。その時間で内定者に、役職者を認知してもらいつつ、それぞれの役割を把握してもらえるように工夫しました。

▲内定者研修の様子。対面型は緊急事態宣言期間外に実施。

選考や企業説明会の中で会う先輩社員には限りがあり、またコロナ禍の中ではオフラインでの先輩社員との交流会を開くことも難しく、コミュニケーションの機会を作ることが簡単ではありません。

また、これは内定者同士の「ヨコのつながり」にも同じことが言えます。内定者の入社までの不安を可能な限り払拭し、前向きな気持ちで入社日を迎えるためのアプローチも大切です。

Miichi:今回の内定者研修では、オンラインでの社員交流を内定者に促しました。先輩社員のスケジュールを確認し、社内チャットツールでアポイントを取って、相互理解を深める時間を確保するように伝え、オンラインミーティングを数多く実施したんです。これは内定者同士も一緒です。コロナ禍でリモートワークが当たり前になったからこそ、実現できたと言えるかもしれません。

オンラインでの研修実施、コミュニケーション機会の創出、研修のアウトプット管理が進められた2020年度内定者研修。座学の質と量が増し、ITパスポートの習得も目標となるなど、内定者にとってはタフな5ヶ月間となりました。

Miichi:学校生活やプライベート、アルバイトやサークル活動などがそれぞれにあり、また、内定者研修で求められている成果も複数ある中で、マルチタスクをこなしていく経験を積んでほしいという意図がありました。モチベーションやストレスなどをどういうときに感じるのか。内定者本人だけでなく、私たちも知りたいと思い、意図的に構成しました。入社後のフォローアップ体制を構築する意味でも、大切だったと感じています。

例年より早い現場配属が実現した新入社員研修

▲今年の新入社員の様子(配属先通知時)

内定者研修でのインプットが多かったこともあり、例年より早い、ゴールデンウィークの現場配属が目的となった新入社員研修。新入社員にとっては、営業部・EP部・CS部のどの部門に配属されるか、その適性が判断される期間でもあります。

Miichi:新入社員研修は、内定者研修から続く約半年間の研修期間の集大成で、知識の確認や業務の流れなどの最終テスト期間です。今年度は配属先関係なく、営業部・EP部・CS部の3部門の業務フローをインプットしてもらい、どの部署に配属されたとしても、自分の活躍イメージが描けるようにしました。IT人材事業本部は、それぞれの部門の連携なくして業務は回りません。自分が配属された部門のことしか把握できていないという状況を避けるためにも重要視しました。ゴールデンウィーク明けに配属が決まりましたが、新入社員研修はここで終わりではなく、これから先も1年を通して続けていく予定です。

▲配属後も新入社員と定期的にコミュニケーションを取る

新入社員にとって、採用チームのメンバーが一番身近にいる社会人の先輩です。

就職活動のタイミングから伴走してくれている存在でもあり、社会人として必要なことを最初に学ぶのも採用チームのメンバーからです。内定者研修、新入社員研修と続く中で、どのようなメッセージを発信したのでしょうか。

Miichi:代表の曽根原の言葉を借りているのですが、「考動しよう」というメッセージを伝えています。文字通り「考えて動こう」というもので、目の前のタスクの目的は何か、いつまでにやり遂げるのかなど、計画性をもって行動してほしいという想いからです。個人的には、サービスを消費する立場から、サービスを提供する立場に変わるので、そのギャップを意識してほしい、違いを考えてほしいと伝えています。

新入社員研修は前年度の研修よりも充実した内容に進化していくものです。先輩社員がうらやましく思うような研修内容が展開されることもあります。

Miichi:業務のシステム化やクラウド化が進み、研修期間でビジネスツールの使い方の習得を目指したことは、例年との違いのひとつかもしれません。また、組織として仕方がない部分ではありますが、先輩社員によって教え方や教える内容に齟齬が生まれやすいので、現場配属前にインプット量を増やしたことも今年度の改善点です。新入社員研修を終えると、振り返りを経て、「翌年度は今年度以上の研修を準備しなくては」と感じるものです。配属が決まった後は、もう次の準備です。息つく暇もありません。

採用チームは、内定者研修から新入社員研修にかけてのフォローアップと同時に、翌年度の採用活動が進んでいます。最後に、ギークスの採用活動について話を伺いました。

変化を楽しめるかどうか。

▲ギークスの採用チーム(左からWatanabeMiichiGomi

ギークスの採用サイトでは「変化」と「進化」という言葉が登場します。

代表の曽根原とIT人材事業本部長のNarisueのトップメッセージをはじめ、先輩社員のインタビューやトークセッションにおいても、このキーワードを軸に、事業や組織作り、やりがいや働き方などが語られています。

毎年、数多くの学生と会う採用チームでは、変化を楽しめるかどうかを重要視して、学生とのコミュニケーションを交わしています。

Miichi:IT人材事業本部の事業特性上、ITフリーランスと企業案件のマッチングを進めていくため、ITフリーランスの方々のさまざまなニーズを汲み取ることが求められますし、クライアントごとに業種や業態、取り巻く環境が異なる中でアプローチしなくてはなりません。ひとつひとつの現場に順応できる、変化を楽しめる素地があることが大切だと感じています。社会変革や技術革新、自社の成長スピードなどに対応する上でも、必要なものではないでしょうか。

▲ギークスの採用サイト(スクリーンショット)

変化を楽しめるということは、自分自身の意見や考えに固執せず、手放すことにもつながります。ダイバーシティの考え方に代表されるように、多様性を受け入れやすいとも言えるでしょう。

事業部門が連携し、チームで協力して仕事を進めていくギークスのスタイルに求められる要素です。

Miichi:他者と協力したり、分かち合いながら物事を進めてきた経験がある方が、結果的にギークスのメンバーに加わっていく印象があります。人それぞれフィールドは違っていても、その価値観や考え方に共通点があるのかもしれません。もちろん、これがすべてではありませんし、独力で突き進んできた方の特性や強みもあるはずです。会社の未来を担う方を採用しなくては何も始まらないので、私たちも成長しながら、採用力を高めていきたいと考えています。

2022年4月にギークスのメンバーに加わる新入社員はどのような方々なのか。今から楽しみです。

※本記事は、2021/7/15に公開したギークス公式noteの転載記事です。

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