2021 . 07 . 28
CORPORATE
安心して仕事に打ち込める会社を目指してー健康経営に向けたギークスの取り組み「エクササイズウィーク」
ギークスグループでは、2021年7月5日からの1週間を「エクササイズウィーク」とし、会社と従業員のヘルスリテラシーを高める取り組みを進めました。
「オフィスでできるストレッチ動画」の配信や「オンラインエクササイズイベント」の開催、そして「健康経営セミナー」の実施という3つのイベントを期間中に行いました。このイベントは、ギークスグループのESGステートメントに基づいたものでもあります。
今回は、エクササイズウィークの取り組みを紹介するとともに、ギークスグループのESGステートメントと健康経営への考え方をお伝えします。
ESGステートメントの策定
ギークスグループでは、2021年4月1日に「ESGステートメント」を策定し、グループ一丸となって、持続可能な社会の実現、継続的な企業価値の向上を両立させるため、ESG経営に取り組むことを発表しました。
これまで取り組んできた「サスティナビリティステートメント」を進化させ、環境への貢献、社会への貢献、ガバナンスの強化を社内外に向けて約束したものとなります。企業の社会的責任として全うすべきことという自覚をもって、事業活動を推進しています。
IT人材事業では「働き方の新しい”当たり前”をつくる」を事業ミッションに掲げ、ITフリーランスの方々の働き方を支援してきました。これはESG経営における社会への貢献の一環であり、安心して仕事に取り組める社会づくりを目指したアプローチでもあります。
しかし、こういったアプローチに対し、欠かすことができないのは、ギークスグループで働くメンバー全員の心身の健康であり、生産性高く仕事に取り組むための環境整備です。
▲ギークスグループの健康経営に対する推進体制
今回、ESGステートメントの発表に合わせて、健康経営に対する推進体制を整えました。
2018年度から健康経営への取り組みを進め、メンバーの健康維持・増進を働きかけていくことで、心身の健康・組織活性・企業価値の向上という3つの効果を意図してきましたが、ESGステートメントとの結びつきによって、より積極的に行動していくことを宣言しました。
▲ギークスグループの健康経営宣言
エクササイズウィーク開催!
▲オンラインエクササイズの様子(左:健康経営への取り組みの担当者Hagiwara 右:パラアスリートSasaki)
7月5日から始まった「エクササイズウィーク」は、健康経営への取り組みの担当者である経営管理本部 総務・労務のHagiwaraと、広報・パラアスリートのSasakiの2人が中心となって開催されました。
エクササイズウィークは今年3月に初めて開催し、身体を動かす機会の創出を目的に「オフィスでできるストレッチ」を行いました。今回は、身体を動かす機会だけでなく、健康経営に対する理解を深め、心身の健康がなぜ仕事の成果につながるのか学びを得る機会にしようということで、以下の3つの企画で構成されました。
①オフィスでできるストレッチ
②オンラインエクササイズ
③健康経営セミナー
「オフィスでできるストレッチ」は、パラアスリートのSasakiがメニューを組み立てました。90秒で気軽にできる・仕事着でできる・運動が苦手でも難しくない・オフィスでもリモートワークでも恥ずかしくないという4つのコンセプトを軸に、3つの動画を配信しています。
「オンラインエクササイズ」は、オフィスに出社しているメンバー・リモートワークで働いているメンバーのどちらも参加できるように、WEB会議システムを活用し、実施しました。今回は「健康経営セミナー」との同時開催ということもあり、3月の開催時の2倍以上のメンバー(60名程度)が参加しました。
「オフィスでできるストレッチ動画」のメニューを組み合わせ、デスクワークで発生しやすい首や肩の張り、腕の疲れなどの解消につながるストレッチを行い、約10分ほど身体を動かしました。
参加者はチャットを通じてストレッチ中の感想(肩が軽くなってきた!身体が硬くて伸びません…など)をコメントし、さらにはストレッチの効果や身体の動かし方の不明点を尋ねました。その一つひとつにSasakiが回答していくことで、双方向のコミュニケーションが生まれました。
▲オンラインエクササイズ中の画面。右下のように参加者がコメントを残してくれました。
チャット上で参加者同士のコミュニケーションも生まれ、コロナ禍における社内イベントという観点からも価値のあるものとなりました。
健康経営セミナーの学び
▲健康経営セミナーで講師を務めるHagiwara
「健康経営セミナー」では、ギークスグループの健康経営に対する考え方と具体的な取り組みの説明を中心に沿えながら、そもそも健康経営とは何か?取り組みの必要性とは?メンバー個人に取り組んでほしいことは何か?などを伝えていきました。
2019年4月の働き方関連法の順次施行に伴い、長時間労働の抑制や有給休暇取得の促進などが進められています。結婚・妊娠・出産・育児といったライフステージの変化、家族の介護問題などもあり、ワークライフバランスの推進や心身の健康管理などの重要性が高まってきています。これらのテーマに対しては、ギークスグループ全体で取り組みを進めています。
▲健康経営セミナーの様子
会社として働き方の環境整備(労働管理や福利厚生、職場環境など)を行っていくことは大前提ですが、会社の一員としてメンバーそれぞれが当事者意識をもって、よりよい職場環境づくりに協力していくことも大切です。
今回、部長やリーダーといったメンバーをマネジメントする役割を持つ方々、仕事に対する価値観を育みつつある新入社員の方々が多数参加しました。健康経営に対する関心を少しでも引き出せたのではないかと考えています。
学びの機会はこれで終わりではありません。今回のエクササイズウィークのようなイベントを通じ、今後も継続的に実施していく予定です。
「21世紀で最も感動を与えた会社になる」というグランドビジョンの実現に向け、ESGステートメントのもと、健康経営を推進していきます。
※本記事は、2021/7/28に公開したギークス公式noteの転載記事です。