ITフリーランス専門
「geechs job」
ギークスでは、現在フルリモートワークで参画いただけるITフリーランスの方をご紹介しています。ITフリーランスの活用に興味がある企業様はこちらをご覧ください。
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2022 . 01 . 21
CORPORATE
株式会社介護サプリは、「介護に関わるすべての人の笑顔のために」を理念として掲げ、介護施設や通所介護事業所、障がい福祉の現場に向けて業務支援システム(アプリ)を提供しています。介護現場で働くスタッフの使いやすさにこだわり、業務効率化の支援に貢献しています。
現在介護サプリでは、ギークスにご登録のITフリーランスの方がフルリモートで参画しています。事業統括本部長の安場様に、ITフリーランスをフルリモートで活用した背景や、ギークスの魅力についてお話ししていただきました。
ー介護サプリのサービスについて教えてください。
安場様:当社では2つのアプリの開発・運営をしています。
1つ目が「ケア記録アプリ」です。介護施設や通所介護の現場スタッフのために開発された介護記録専用のアプリで、現在1,200の施設でご利用いただいています。
介護の現場では、介護記録の作成・管理により疲弊しているという実態がありました。日中は利用者様のケアで時間がなく残業が常態化していたことや、5年分の介護記録を保存しておかなければならないこと、また、介護スタッフの高齢化に伴い、パソコンでの作業に抵抗があることなど、課題が山積みでした。
そこで、アプリ化を進めることで作成・管理の手間を軽減したうえ、手書きができる機能を搭載し、デジタルと紙の良さの両方を兼ね備えました。手書きエンジンは業界最高峰のものを使用しているため、文字の認識精度がとても高く、現場からも嬉しい声をいただいています。
2つ目は「持ち物チェックアプリ」です。ショートステイ向けの荷物管理アプリで、利用者様の荷物を介護スタッフが撮影することでリストが作られる仕組みです。
利用者様の荷物が他の方のものと混じってしまい、お帰りいただいてから「持って行ったものが入っていない」「知らない人の荷物が入っている」とご家族より連絡をいただくなど、荷物管理がトラブルの原因となっていました。このアプリを利用すれば、荷物リストが写真で作成・管理できるだけでなく、画像検索で簡単に持ち主を検索することもできます。
当社は「介護にかかわるすべての人に笑顔でいてほしい」という想いから、開発過程において一切の妥協をしていません。施設長や介護スタッフへ「どういったところに課題を感じているか」「どういう風にしていきたいか」などヒアリングを重ねた結果、この2つのアプリが誕生しました。
ーITフリーランスを活用する背景を教えてください。
安場様:当社でITフリーランスを活用する理由として、技術力の高さが挙げられます。そもそも、ITフリーランスとして活躍されている方々は、自分の技術力に自信を持っている、自ら最適な方法を考えて開発を進められると認識しています。「即戦力として、開発・運営を前進させてほしい」という期待から、ITフリーランスの活用を決めました。
ーギークスの魅力とはどのようなところでしょうか?
安場様:ギークスが紹介してくれるITフリーランスの皆さんの技術力が高いことはもちろん、エージェントとして当社のニーズにフィットする人材を厳選したうえで、とてもスピーディーに提案してくれるところも魅力です。営業の方と打ち合わせした後すぐに提案があるのは、当社のことをよく理解してくれているからこそだと思っています。提案のスピードは他社と比べても圧倒的に早いです。
実際に参画してくれているITフリーランスの方々も、とても活躍しています。当社で働く中で知識を増やし、前向きな姿勢で、新しいことにも積極的に取り組んでくれているので、安心して業務をお任せしています。今後もパワーアップしながら長期で参画していただきたいです。
ーフルリモートワークでのITフリーランスの活用を決めた背景を教えてください。
安場様:選択の幅を全国に広げることによって、より優秀な、より組織にフィットした人材と出会うことができるからです。居住されているエリアで限定してしまうと、優秀な人材を逃してしまうと考えています。
ギークスに紹介していただいたITフリーランスの方々は、みなさんフルリモートワークです。当社は神戸の会社ですが、東京や広島より参画いただいています。
ーフルリモートワークの際の懸念点として「仕事をやっているのか分からないのが不安」「コミュニケーションが取りづらいのではないか」などが挙げられます。実際にITフリーランスの方をフルリモートワークで活用してみていかがでしょうか?
安場様:業務の進捗においては、チケット管理ツールを導入しており、一人ひとりのタスクを可視化したうえで、アウトプットで判断しています。
コミュニケーションを取ることに関しては、オフラインと比較するとどうしても難しくなると感じており、特に、何気ない会話・雑談についてはハードルがあります。
そのため、当社では意見を活発に言える環境を作っています。週に一度全員が参加する会議を開催し、業務の進捗を報告する他、今後の課題・取り組みたいことについてみんなで意見を出し合い、課題点を洗い出して解決に努めています。
また、チームの一員だという実感を持てるように、介護事業所で働くユーザーの皆さんからいただいた声をITフリーランスの方も含めて全員に伝えています。実際に自分が出した意見や、携わった開発が誰かの笑顔に繋がっている、というのは開発側にとって非常に嬉しいことです。やりがいを持てるのはもちろん、モチベーションにも繋がっていると感じています。
オフィスに誰もいない時間帯に緊急事態が生じたときには、オフィスに出社して作業するのは時間のロスになります。そういった面でもリモートワークの方が合理的だと判断しました。
実際、参画していただいてからこれまで、仕事面で「出社していて欲しかった…」と感じたことはほとんどありません。参画前の面談の際にITフリーランスの方とじっくりとお話することができるので、スキルや人柄についてはギャップもありませんし、業務への取り組み姿勢にも不安は一切感じていません.
「フルリモートワークへの懸念点」と「優秀な人材の確保」を天秤にかけると、フルリモートワークを取り入れて優秀な人材を確保できる方が遥かに効率的であると実感しています。
ー「何気ない会話・雑談」のハードルが高いということでしたが、解決のため何か取り組んでいることはありますか?
安場様:毎日コミュニケーションツールを使用し、「私の一言」として、「今日はおでんを食べます」「明日は予防接種なので心配..」「奥さんと喧嘩した..」など何気ない日常の出来事を書いてもらっています。
業務外の気軽なコミュニケーションをとれる場を創出することで、関係性を築くこともでき、結果的に仕事の成果に結びついています。
今後も全員でコミュ二ケーションを活発にとり、より良い体制を作りつつ個々の力を最大限発揮いただけるよう、働きやすい環境を作っていきたいと思っています。
この度は快くインタビューをお受けいただきありがとうございます!
安場様は初めてギークスにお声がけ頂いた時から、フリーランスという働き方に前向きなイメージをお持ちで、参画後もサポートしていただき大変感謝しております。
これからも我々が提供できるサービスでお力添えできればと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします!
ギークスでは、現在フルリモートワークで参画いただけるITフリーランスの方をご紹介しています。ITフリーランスの活用に興味がある企業様はこちらをご覧ください。
※本記事は、2022/1/21に公開したギークス公式noteの転載記事です。
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