2022 . 04 . 08
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「昨日より今日の自分が『1%成長できた』と思える1日を積み重ねてほしい」ー2022年度入社式でギークスグループ代表曽根原が伝えた想い
2022年4月1日、ギークスグループではギークスのIT人材事業本部に9名、G2 Studiosに9名、シードテックに1名の計19名の新卒社員が入社しました。4月4日には、ギークスグループ合同で入社式を執り行いました。今回は、IT人材事業本部の新卒社員にスポットを当て、入社式の様子をご紹介します。
なお、入社式では新型コロナウイルス感染症の予防を徹底して行いました。会場での参加者は最小限にとどめ、オンラインでの参加・視聴を併用したハイブリッド形式で開催。結果としては、例年より多くの社員が入社式の様子を視聴することができ、ギークスグループ全体で新卒社員の入社を祝いました。
先輩社員からの祝辞
役員の拍手に迎えられ入場した新卒社員。ギークスグループの一員となることへの期待と、新社会人となることへの緊張を感じさせる雰囲気の中、入社式がスタートしました。先輩社員を代表し、2021年度新卒入社のItoが、自身の1年間を振り返りつつ、新卒社員がすぐに活かせるアドバイスを贈りました。
私がギークスに入社して過ごしてきた1年間で、大切だと感じたことを2つお話しします。
1つ目は、自分の軸を大切にするということです。
ギークスへの入社を決断するにあたり様々な想いをもって入社されたと思います。私の場合は「関わった方々の選択肢を増やしたい」という強い想いのもと、ギークスへの入社を決意しました。入社してしばらくは右も左も分からず慣れない環境の中でも、一歩一歩前に進まなければなりません。仕事をする中では楽しいことだけでなく、時には大変だと感じることもあります。
そんな時、私の活力になっているのは「関わった方々の選択肢を増やしたい」という強い想いです。これから先、大きな壁にぶつかることも多々あると思います。その時は「なぜギークスグループへの入社を決意したのか」、「ギークスグループで何を成し遂げたいのか」を振り返ってもらえたらと思います。みなさんの中に、確固たる想いがあれば、その壁は必ず乗り越えられるでしょう。
2つ目は、周りと比較せず、自分のペースを大切にすることです。
私自身、入社後に会社が変化するスピードや同期が成長するスピードを肌で感じ、焦りを感じることもありました。特に、私の所属しているCS部は契約を守る部署とも言われており、EP部や営業部の様に「成約」という目に見える形で成果が表れにくいという特性があります。
しかし、目に見える成果を追うだけでなく、その時の自分が出来るベストを尽くしてきた結果、みなさんの前で挨拶ができるまで成長できたのだと感じています。小さな挑戦を積み重ね、昨日より今日何か1つでも成長できるようベストを尽くしてもらえればと思います。
会社としては第二創業期を迎え、ますます変化をしていく時期に突入しています。「新卒だから」と身構えるのではなく「新卒ならでは」の意見を積極的に出していただければと思います。大変なこともありますが、困った時には先輩方に遠慮なく聞いてください。みなさんと一緒により良いサービスを作れることを楽しみにしています。
新入社員挨拶
IT人材事業本部の新卒社員9名を代表し、Maekawaが挨拶をしました。ギークスに入社した理由、内定者研修で得た学び、そして今後の決意を、役員・先輩社員・同期社員に向け、自らの言葉で力強く伝えます。
私たちは就職活動を経て内定式を迎え、そして内定者研修に取り組んでまいりました。就職活動中に私はギークスに出会い、初めて本気で「この会社に入りたい」と思ったことを今でも鮮明に覚えています。10月の内定式では「入社までに精一杯のことをしよう」と気が引き締まり、内定者研修に全力で取り組んできました。非常に多くのことを学ぶ中で不安もありましたが、私は「自分自身に負けたくない想い」や「同期たちの支え」があったからこそ、今やる気に満ち溢れている状態で入社式を迎えています。
今後は、今までに経験したことがないほどの高い壁にぶつかるだろうと覚悟しています。しかし私は「世の中の当たり前を覆していきたい」という強い想いを持って、どんな高い壁も乗り越えていきます。この想いを実現させるためには、私1人の力ではどうにもならないと思っています。ギークスの同期や先輩方と共に、新しい『当たり前』をつくりたいと考えています。
ギークスグループの一員として、自ら積極的に考えて動くことを強く意識し、業務に取り組んでまいります。至らない点も多々あるかと思いますが、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
IT人材事業本部長成末の祝辞
みなさんは新卒で入社する会社としてギークスグループを選んでくれましたが、この選択を正解にするのは「みなさんの仕事への向き合い方次第」だと考えています。
おそらく入社後しばらくは刺激的な毎日が続くと思います。それは、みなさんが覚えなければいけないことや身につけなければいけないことがたくさんあるからです。ただ、仕事に慣れてくるとおそらく刺激が少なくなってくるでしょう。そのときにみなさんがどのように仕事に向き合っていくのか、それが本当の「仕事」になってきます。人に言われたこと・教えてもらったことをただそのままやり続けるのか、もしくは自分で工夫をして質の良い仕事をしていくのか、これが仕事ができる人とできない人の差だと思います。
質の良い仕事を頑張って続けて成し遂げていくと、おそらく自分の中に「仕事で成し遂げたい軸」が見えてくると思います。それと同時に仕事や会社、周りの方への愛情も芽生えてくるでしょう。それができたら、自分のやりたいことや叶えたい未来に対してコミットして、工夫を重ねながらやり遂げるのが次のステップです。
ギークスグループは、みなさんのチャレンジに非常に前向きな組織です。みなさんが着実に経験を積み信頼される人になったのであれば、夢の実現を応援するための環境を用意できます。
冒頭でお伝えした通り、みなさんが良い社会人生活を送っていけるかどうかは、みなさん次第です。ただ、その挑戦は決して1人でやっていくということではありません。先輩や上司、そして同期を頼りながら成長してほしいと願っています。先ほど新入社員挨拶でもありましたが、臆さずに自分の色を出していくのは、とても大事なことです。「新卒だから」といって縮こまらず、自分らしさを出して力を発揮してもらいたいと思います。
私たち社員一同、みなさんの入社を心待ちにしていました。これから一緒に頑張っていけたらと思っています。これからのみなさんに期待しています。
代表曽根原の祝辞
ギークスグループは、今年15周年を迎えます。本日、東京証券取引所の再編が行われ、ギークスはプライム市場に移行しました。しかし、東証プライム上場企業とはいえ、ギークスはまだ設立から15年の会社で成長過程にあります。今後益々成長していくために、みなさんのような若いメンバーを仲間に迎えて、次のステージに進もうとしています。
この15年間、当初から行っていた事業・サービスだけに取り組んで今の状態になっているわけではありません。新しい事業・サービスの質・仕組・組織などについて様々な取り組みに挑戦し、多くの失敗と成功を経験して、今のギークスグループがあります。ギークスグループが設立したときの姿と今の姿は全く違うほどに「変化」と「進化」をしているのです。
これから社会に出ると、経済の動きや産業構造の変化を感じることでしょう。この15年間でも大きく変化してきたように、この先も技術の進歩を含めてとても速いスピードで世の中の変化を感じると思います。それに対して、ギークスグループのメンバー一人ひとりがその変化をキャッチアップし、自分たちもさらに成長・進化することが組織の成長・進化に繋がり、おそらく15年後はまた今と違うギークスグループになっていると思います。そのためにはまず、みなさん一人ひとりの成長が必要です。私たちはそれに期待しています。
先ほどの新入社員挨拶の中でも「成長」というキーワードがありました。もちろん「最速で成長する」という気持ちも大事ですが、決して焦る必要はありません。社会人生活が始まったばかりで、圧倒的な成長をしようという気概を持つことも大切ですが、社会人生活は1年間で終わるわけではなく、その先も長く続いていきます。ですから、焦ることなく成長するために1つアドバイスします。
「昨日より今日の自分が1%成長できた1日にしよう」と思って仕事に取り組んでほしい。「1.01と0.99の法則」にあるように、1.00は何回かけても1.00です。しかし毎日努力して、100%の努力にプラスして1%だけ上回ることを続けると、その成長は365日で、約38.00になります。一方で、たった1%だけど手を抜き続けて0.99を365日続けると約0.03となり、たった0.02しかなかった違いが、その違いを積み重ねて行くと歴然とした差になります。成長には、経験も大事ですから焦らずに、「昨日よりも1%成長できた・頑張った」と思える日を過ごしてほしいです。実は、それが成長への早道だったりします。
そして、こうした一人ひとりの成長が、ギークスグループの進化に繋がり、それは結果として「世の中を進化させる」と思っています。私たちが進化したことによって、世の中が進化する。そのくらい影響力があることを、ギークスグループは世の中に示していきたいと思います。
ぜひ挑戦・楽しむ・成長というギークスサイクルを私も含めて一緒に体現し、ギークスグループ全体で成長していきましょう。これから一緒に働けるのを楽しみにしています。
曽根原のメッセージを噛みしめるように聞き、きりっと引き締まった表情の新卒社員たち。ギークスグループに新しい風を吹き込んでくれるみなさんの、今後の活躍を期待しています。
※本記事は、2022/4/8に公開したギークス公式noteの転載記事です。