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2023 . 11 . 09

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仕事を楽しむスタンスが、企業広報として一番大切なこと ーBuddy賞受賞者 荒川インタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。2023年度上期はギークスから5名が選ばれ、アワード当日に発表されました。

Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。

▼ギークスアワード
4年ぶりに全社員が一堂に会した特別な1日。2023年度上期ギークスアワードをレポート!

今回は、2023年度上期のBuddy賞を受賞した経営管理本部 広報/サスティナビリティ推進部の荒川に話を聞きました。

ギークスへの愛が深まるサプライズ

荒川:経営管理本部 広報/サスティナビリティ推進部 /2021年中途入社。広報担当として、リリースやブログの作成と発信、メディアへの情報提供や掲載獲得を主業務としながら、ギークスアワードの総監督など幅広い業務に携わる。

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!ギークスアワード当日、受賞者として名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。

「経営管理本部ならば私しかいないだろう」という強い気持ちでいたので、受賞したことが分かると、嬉しさと安心感に包まれました。部長の佐々木さんからのお祝いコメントも嬉しかったですし、運営スタッフの席に座っていた先輩の池亀さんの笑顔を見ると、少しは恩返しできたかなとホッとしました。

入社以来、Buddy賞を獲りたいという気持ちは常に持ち続けていましたが、いい意味で固執せず、自分のやるべきことを見定め、与えられた役割と責任を果たしながら、一歩踏み出した結果を積み重ねていけば、どこかでBuddy賞につながるだろうと考えていました。

この半期は「ギークス広報の荒川」としてのXアカウントを立ち上げ、広報における「攻め」の仕事であるメディア開拓や企画提案を中心に業務に取り組みましたが、自分で自分を評価できる半期だったと思っています。

ー広報/サスティナビリティ推進部のメンバーは、全員がギークスアワードの運営側だったこともあり、当日まで荒川さんにバレないように配慮されていたそうですね。

そうなんです!Buddy賞を獲ったこと以上に、その細やかな気配りのほうが嬉しくて、愛されているなとあったかい気持ちになりました。ギークスに対する想いも、より一層深まりましたね。

今回のBuddy賞はアワード当日にサプライズ形式で発表される運びでしたが、台本やスライド、トロフィーの準備などがあるので、運営側は事前に受賞者を知らされていたんです。私は本当に知りませんでしたが(笑)。台本が本番用と私のためのダミー版と2種類準備されていたり、当日のリハーサルでも私が席を外しているときに、私の発表箇所の進行を確認していたり、バレないための段取りが用意されていました。

アワード後にネタバレとして聞きましたが、アワード会場のスタッフさんや外部のパートナー企業の皆さんにも協力いただいていたみたいで、ここまで洗練された秘密保持があるんだなと(笑)。これもアワードの運営総責任者である池亀さんの優しさだなと心に沁みました。

ーBuddy賞の受賞理由には「ギークスサイクルの体現者」という表現がありました。

挑戦・楽しむ・成長というギークスサイクルは、常に意識していることです。

前職はアパレルブランドの広報でしたが、仕事を覚えることで精一杯でしたし、ブランドの力もあって、こちらから仕掛けなくてもメディアが注目してくれていたので、受け身がちな状態でした。

そこで、ギークスでは新しいことをやってみよう、楽しんで仕事しようと決めました。入社してすぐに「良かれと思ったことは全部やれ」という佐々木さんからのメッセージもあり、挑戦そのものを応援してくれる文化を作っていただいて、気がついたら私自身にギークスサイクルが染み込んでいましたね。

ー壇上での受賞者スピーチでは、どのようなことを考え、何を伝えたんですか。

まずは感謝の気持ちです。第2新卒のタイミングで中途入社し、社会人として成果を出すためのベースを作ってくれた広報のお二人への感謝を伝えることはもちろん、広報という仕事は事業部の皆さんの協力がなくては成り立たないので、その感謝も伝えられればと考えていました。

また、先ほどお伝えしたような、仕事に対する意識の変化と成長した部分を報告できればと思っていました。当日は内定者の方々や入社から日が浅い方々もいたので、ギークスが成長できる環境であることも伝わればいいなと思っていましたね。

ーBuddy賞を受賞して、仕事に対する気持ちなどに変化はありましたか。

私自身、経営管理本部の中では若手であり、頑張ったら頑張った分だけ素直に評価される側でしたが、これからは今まで以上に結果にフォーカスされるはずです。「Buddy受賞者」として、心地の良いプレッシャーを感じつつも、今までとスタイルを変えることなく、仕事を楽しみ、前向きな日々を過ごしていければいいなと思っています。

「仕事が楽しい」とシンプルに感じられる日々

ーここからは、荒川さんの仕事について聞かせていただきたいと思います。現在の業務内容について教えてください。

広報/サスティナビリティ推進部は、広報・インナーコミュニケーション・サスティナビリティ推進という3つの役割があり、私は主に広報業務を担当しています。リリースやブログの作成と発信、メディアの方々への情報提供と掲載獲得などが具体的な業務です。

業務を進めていくためには社内での情報収集が必要ですし、市場環境や自社の状況からどのような情報発信が必要か仮説を立てていくことも大切です。広報という仕事には華やいだイメージがあり、その憧れが私自身の今にもつながっていますが、現場を駆けずり回って情報を集め、知恵を絞ってアウトプットを作るという、泥臭い仕事の側面もありますね。

ー前職、そしてギークスと広報業務を続けていく中で、どういったことにやりがいを感じますか。

やりがいの言語化はなかなか難しいですね。今はシンプルに「この仕事、楽しいな!」と思っているので。「やりがいを見出す」ということも大事かもしれませんが、楽しいという気持ちだけで十分じゃないかなと感じています。

ーギークスアワードでもそうでしたが、荒川さんの周りには人が集まり、そこに集まるみんなが笑顔になっているような印象です。

そういってもらえると嬉しいですね。広報は「企業の顔」でもあるので、私自身が仕事を楽しめていなかったり、辛そうな雰囲気を出していたりしたら、「ギークスって大変な会社なんだ」と印象づけてしまいます。仕事を楽しむこともそうですし、私自身が笑顔でいることも大切です。

また、仕事柄、役職や年齢問わず、自分の意見や提案を臆することなく伝える必要があるので、自然体でのコミュニケーションがだんだんと取れるようになりました。元々は引っ込み思案の性格でビクビクしがちだったんですが、メンバーに積極的に話しかけるようになりましたし、声をかけていただくことも増えました。

▲自身が在籍する「若手広報担当者の会」でのプレゼンの一コマ

ー「仕事が楽しい」と感じる一方で、仕事の難しさはないのでしょうか。

広報には、メディアの方々にリリースや取材依頼を送ったり、ニュースやコラムのネタを提案したりという業務がありますが、「IT人材」を取り上げるメディアであっても、メディアのメッセージ性も違えば、記者さんや編集者さんのニーズや興味領域、性格も違います。「方々」と一括りにはできない、営業の難しさがあるなと感じています。

同じ情報を伝えるにしても、伝え方やタイミングを工夫しなくてはいけませんし、関係性も影響してきます。正解はありませんし、最適解も状況によって変わってきますが、結局のところ、自分の経験と感性を生かしてトライしていくだけです。今はそのトライ自体が楽しくなってきたので、「難しさも楽しい」と感じられるようになっちゃいましたね(笑)。

ー難しさを楽しいと感じられるようになったきっかけはあるんですか。

広報/サスティナビリティ推進部が「任せてくれる文化」だからかもしれません。

「やりたい」と言ったことを全力で応援してくれますし、どうすれば結果が生み出せるのかは自分で考えなさいという方針。ただ、相談には気軽に乗ってくれますし、それとなく進捗や状況は追ってくれている安心感がある。その距離感が合っていたんだと思います。

自分で考えて行動して、その結果に責任を持つ経験を積み重ねていったことで、仕事で直面する難しさを「ひとつの課題」と捉えられるようになってきました。

「モテる人間になる」とはどういうことか。

ーBuddy賞は、ギークスサイクルだけでなく「10の心得」を体現したメンバーが選ばれますが、荒川さんが大切にしている「10の心得」を教えてください。

「モテる人間になる」ですね。これは入社前に「10の心得」を知ったときからずっと変わりません。

「自分たちの会社、いいでしょ?」「このサービスすごいでしょ?」とゴリ押ししても、見向きはされません。メディア側がどういう情報を欲していて、社会情勢の中でどのような情報が必要かという点を見定め、適切なタイミングで提案しなくては意味がないんです。要は「選ばれるための努力」が求められているんです。

これは社内でも同じで「荒川にこの情報を伝えておけば何とかしてくれるだろう」という信用がなければ広報の仕事は成り立ちません。その信用を積み重ねるために、現場の皆さんに対して自分ができることって何だろう?どういう貢献が大切なんだろう?と考えることを大事にしています。

ー「モテる人間になる」という心得ひとつでも、これだけ分解して、仕事へのスタンスに生かしていますが、第2新卒というタイミングでギークスに入社して、一番成長できたと感じていることは何でしょうか。

Xを始めたことが理由かもしれませんが、自分を客観視できるようになったことですね。

最初はメディアに取り上げてもらいたい、フォロワーを増やしたい、企業のPR担当としての認知を拡大したいという気持ちが先行していたのですが、会社と自身のブランディング、発信することの責任などを考えたとき、闇雲に数を追うのではなく、自分の価値観を軸にした発信を真っ当に受け取ってくれる方々を増やそうと決めました。

そこで必要だったのが客観視でした。企業の発信としてブレはないか、自分の承認欲求を満たしたいがための発信になっていないかなどを検証する癖がついたんです。この意識が芽生えてから、自分のアウトプットの質がちょっと高まったのかなと思っています。

ーそれでは最後に、今後の目標について教えてください。

目標を聞かれるのは難しいですね。大前提として、このまま人生を楽しんでいきたい、自分がやりたいと思ったことをやり切りたいという気持ちが強いです。

広報業務としては、少しずつ関係性が高まってきているメディアの方々とそのつながりに対して、ギークスグループの事業や取り組みなどを「点」ではなく「ストーリー」として取り上げていただけるようなアプローチを実施して、目に見える結果を出すことだと思っています。

ひとりのビジネスパーソンとしては、「私のことを雇いたいと思ってくれる人を増やす」というところです。これは最近仲良くさせていただいているメディアの方から伺った言葉で、仕事で関わりが生まれた方々から、仕事の成果が認められている、信頼関係が築けていることを意味しています。納得のいく仕事と成果を積み上げて、自分の周囲の方々からの信頼を高めていきたいという想いです。

また、最近、自分の中で「柔軟性」と「胆力」が大事だと思っているんですが、そこを伸ばしていくことも大事にしていきたいと思っています。

ーありがとうございました!

仕事の結果の積み重ねと「モテる人間になる」振る舞いによって、ギークスグループの一人ひとりからの信頼を集めている荒川さん。自分の人生を楽しむスタンスが伝わってくると同時に、大切にしている考え方が真っ直ぐ届いてくる真摯さが伝わってきました。

今後益々の活躍が期待される荒川さんから目が離せません!