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2025 . 05 . 07

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北海道支店立ち上げへの挑戦を楽しみ、念願叶った7年越しのBuddy賞 ー2024年度 下期Buddy賞受賞者 江尻さんインタビュー

ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。

喜び、達成感、賞賛、涙。さまざまな感情が集まった、2024年度下期ギークスアワードをレポート!

Buddy賞とは、ギークスが大切にしている「挑戦・楽しむ・成長・感動」という仕事に臨む姿勢を体現し、メンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、半期に最も活躍したメンバーに贈られる賞です。 社員投票をもとに選出されます。

今回は、2024年度下期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 九州・北海道営業部 北海道ユニットの江尻さんに話を聞きました。

苦節7年。やっと辿り着いたBuddy賞


▲Buddy賞受賞者スピーチでの江尻さん

江尻:IT人材事業本部 九州・北海道営業部 北海道ユニット 2018年度新卒入社
入社以来、法人営業一筋でIT不足に課題を抱える企業に向け、ITフリーランスの活用促進・人材提案を行っていたが、2025年1月の北海道支店設立に伴い、本社から立ち上げメンバーとして着任した。2025年2月度、3月度月間MVP受賞。好きな10の心得は「モテる人間になる」。

ーBuddy賞、受賞おめでとうございます!ギークスアワード当日、受賞者として名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。

本当に嬉しかったです。新卒で入社して丸7年、同期や後輩が次々にBuddy賞を受賞していく中で、なかなか受賞することができず、周囲から心配されることもあったんで、ホッとした気持ちにもなりました。

名前を呼ばれ、壇上に向かっている時に、1月の北海道支店の立ち上げとともに、東京から一人、北海道へと移り、10の心得の一つである「変化を楽しむ」を体現していたことが受賞の要因かなと感じていたんです。受賞の嬉しさと同時に、ここから先、成果をしっかり積み上げていかなければと冷静に考えている自分もいました。

ー今、お話いただいた通り、北海道支店の立ち上げメンバーとして北海道へ行くと決断した下期だったと思います。その決断や行動力が評価されての受賞だと考えていらっしゃいますか。

実際のところ、「変化を楽しむ」という10の心得の体現への評価が強かったと思います。

2025年1月に北海道支店を設立することが社内発表され、立ち上げメンバーに立候補し、一人で企業開拓を進めながら、一つずつ成果を作っていきました。数字の面では私より成果を出しているメンバーもいますし、定量的な比較をすれば、受賞できなかったかもしれません。ただ、タフな環境へと自ら飛び込み、やれることは何でもやろうと動き回っていたことを、一定数のメンバーから評価してもらえたんだなと実感しました。

また、北海道で何をやっているのか伝えていかなければと思い、社内のチャットツールでその日のタスク共有や気づきの発信などを毎日行っていたんです。「江尻日記毎日見てるよ」というようなコメントをいただくこともあり、挑戦を楽しんでいる姿が伝わって、それもまた事業部全体にいい影響を与えられたと信じたいです。


▲九州・北海道営業部 部長の新井(右)と壇上で抱き合う江尻

ー壇上では、トロフィーを渡し、お祝いコメントを伝えた、九州・北海道営業部の新井部長との抱擁など、記憶に残る場面がありました。受賞者スピーチも、新卒メンバーへのメッセージなど熱い言葉が多かった印象です。

上期は営業部に配属された新卒メンバーの現場での育成担当を任されていたんです。アワード当日は新人賞の発表もあり、悔しい気持ちを抱えている新卒メンバーもたくさんいたと思います。丸7年かかってやっと壇上に立つことができた先輩として、悔しさを味わった回数は段違い、社内随一だと思うので、何か伝えられないかなと考えていました。

メッセージとしては「頑張る」という言葉についてでした。何を頑張ればいいのか?頑張るってどのように評価できるのか?そのあたりが曖昧なのに、ついつい使われがちな「頑張る」って言葉は、個人的にはあまり好きじゃないんです。具体的な行動を伝えて有言実行していこう、周囲はちゃんと見てくれているといったことを伝えられればと思いました。

ースピーチではこれまでのギークスでの時間を支えてくれた方々への感謝も述べられていました。

入社して1、2年は自分の中でも順調だったと思っているんです。ただ、コロナ禍を挟んで急に営業成績が伸びなくなって、後輩達にどんどん追い抜かれていきました。ある時、入社以来お世話になっている大橋さん(現在の首都圏営業部 部長)の前で涙を流してしまいました。そんな時にも先輩後輩関係なく、また部署の垣根を越えていろいろな方々に支えられていたので、感謝の気持ちを伝えました。

また、北海道でのびのびと営業活動を進められる環境を整えていただいていることも大変ありがたく、九州・北海道営業部 部長の新井さんへの感謝の言葉も伝えられました。

アワードが終わった後に「スピーチ喋りすぎだよ」って各方面から言われちゃいましたが、感謝の言葉と新卒へのメッセージと、尺を使いすぎましたね。でも、やっと辿り着けた舞台だったので、大目に見ていただけると嬉しいです。

背水の陣で挑戦した、北海道支店の立ち上げ

ー先ほどから何度かお伝えいただいていますが、下期の江尻さんの最大のトピックは北海道支店立ち上げへの挑戦だったと思います。その挑戦を決めた経緯など、教えてください。

北海道支店立ち上げの話が発表された際、その立ち上げに挑戦したいという気持ちが自然と生まれました。自分のキャリアを振り返ると、成果という部分で自信を持てていませんでしたし、何か環境を変えるきっかけがあればと思っていたんです。渡りに船だと思って、立候補しました。

上期に新卒メンバーの育成を担当していたこともあって、後輩達の貪欲に挑戦していこうという姿勢に刺激を受けていましたし、サービス内容のプレゼン相手をしながら、ギークスのサービスっていいなと改めて実感したんです。気持ちとチャンスが綺麗にハマったタイミングでした。

ー変化を楽しんでいるという声もあると伺いましたが、実際に北海道に来て、どのように感じていますか。

大前提として圧倒的に楽しいです。

営業活動は何か特別なことをしているわけではなく、テレアポして、企業に訪問して、サービス紹介して、関係構築して、アポが取れない日は悩んで凹んでという、愚直な日々が続いています。新規営業も既存顧客への営業もどちらも担っていますが、拠点立ち上げということもあり、ほぼ新規営業です。言葉だけ並べると大変そうに見えるかもしれませんし、実際、タスクだけで見ると大変なことも事実です。

ただ、新卒1年目の頃に知識や情報、経験がない中で一生懸命やっていた営業活動が、7年目を迎えるとここまでできるようになるのかと自分の成長を客観視することもできましたし、いろいろな引き出しを持っている自分にも気づくことができて、自己肯定感も高まって、本当に楽しいんですよね。

地方拠点での営業は首都圏の営業とは異なり、オフラインでのコミュニケーションだったり、ウェットな関係構築だったりが求められます。ギークスのことを知らない方々が大勢いる中で、自分を売るという観点も必要なので、自分の性分にも合っていると感じますし、北海道に来て良かったなと思っています。

ーいろいろな引き出しという言葉もありましたが、北海道に来て気づいたご自身の強みをどのように認識していますか。

北海道に来て、いろいろな交流会やイベントに顔を出したんですが、IT人材業界の営業パーソンとしてコツコツとキャリアを積んでいる方はそこまで多くないと知り、7年間のキャリアの中でインプットしてきた知識や経験が大きな強みであると気づきました。

また、その知識や経験があるからこそ、イベントで様々な方々と情報交換する機会で、それぞれの状況やニーズに合わせた、痒いところに手が届くような情報をお伝えすることができるので、信頼感を少しずつ集められているような気がします。元々、オフラインで初対面の方々と話すことも好きなので、北海道に来たことによって、自分の持ち味と経験が活かせるようになったのかもしれません。

ーその一方で、ご自身の課題として気づいたことはありますか。

今はまだ、北海道支店のメンバーが私一人なので、北海道支店としての営業数字を伸ばしていくというテーマにおいても、自分がどう動けばいいかという視点になりがちです。ここからメンバーを1人、2人と増やしていき、拠点としての組織化を進めていく上で、他のメンバーの動き、組織単位での動きを考えられるようにならなくてはなりません。

組織を動かすという意味ではどう見ても経験不足なので、ここのすべてが課題だなと認識しています。そちらばかりに目がいって、自分の営業成績を落とすわけにもいかないので、個人としても組織としても、やらなければならないこと、学ばなければならないことが一気に増えますね。でも、やってやれないことはないと思っています。

大切なのはBuddy賞を取った後のこの1年

ーBuddy賞インタビューではお馴染みなのですが、好きな「10の心得」を教えてください。

「モテる人間になる」です。学生時代はただただモテたいと考え続けていましたが、社会人になると、成果を残している方は一様にモテているなと感じます。性別や年齢問わず、いろいろな方から尊敬を集め、信頼されている状況だと、仕事が集まってきますし、必然的に成果も生まれ続けます。

礼儀やマナー、話しやすさ、一人ひとりが持つキャラクターなど、モテる要素はそれぞれだと思うのですが、伸ばして磨いていかないとモテる人間にはなれないと感じているので、日々研鑽していきたいです。

ー「10の心得」以外でも、仕事上で大事だと考え、行動していることはありますかを教えてください。

「コミュニケーション能力が高いとはどういうことか?」を意識しています。

きっかけは新卒2、3年目の頃に、クライアント企業から内容が複雑な情報共有があって、当時の上司だった大橋さんにどのように報連相するか悩んだことがあったんです。報連相を考えるだけで何時間もかけられないですし、とにかく分かりやすくシンプルにと思って連携したら「分かりやすい共有ありがとう」というコメントをいただいたんです。

そこから「分かりやすく、齟齬なく伝える能力の高さ」がコミュニケーション能力なのかなと感じていて、口頭でもテキストでも、オンライン・オフラインどちらでも、意識して取り組むようになりました。「この能力が高い」と自信を持って言い切ることはまだまだ難しいですが、少しでも分かりやすく、齟齬なく伝えられればと考えています。

ーでは、最後に今年度の目標を教えてください。

正直、今回のBuddy賞受賞に対して、ネガティブに捉えている方もいるんじゃないかなと思っています。そう思うのは、私自身も成果の部分で引っかかっているところがあるからです。次の機会では胸を張って「Buddy賞は江尻でしょ」と言えるような成果を残し、選ばれたいと思っています。Buddy賞の連続受賞、そしてBest of Buddy賞を狙いたいですね。

北海道支店に目を向けると、上期にメンバーを増員し、一人ではなく組織として動き始める計画を立てています。組織的な動きができるようになってからが本格的な拠点運営のスタートだと考えているので、営業目標の達成はもちろん、北海道支店からギークスグループ全体に向けて、いい影響を与えられればと思っています。

「北海道でIT人材に困ったらギークスに相談しよう」というブランディングもできたらいいですね。

ーありがとうございました!