withコロナを見据えたスキルを習得。フルリモートで行った新卒研修の内容とは？

2020年4月に入社したIT人材事業本部の新卒社員7名は、約2か月間の研修を経て、配属先部署が決まりました。昨年度の新卒研修では、セブ島でのギークスグループ合同型研修や各部門でOJT型研修など行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、入社日より在宅勤務となったため、すべてオンラインでの研修となりました。例年と異なる状況の中行われた、IT人材事業部の新卒研修をご紹介します。

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研修のスケジュール

▲約2か月間の研修スケジュール

今回の研修は、大きく2つに分けています。

前半では、基礎研修として、ギークスグループの理解、社会人としてのマナーや論理的思考の習得、IT人材事業本部で働く上で必要なIT関連・契約関連の知識の定着を図ります。後半では、現場研修として、企業・ITフリーランスに向けてIT人材事業のサービスの説明ができるようになること目指します。

社会人としての基礎を身に付ける

▲オンラインでの講義の様子

まずは、社内外の人と接するにあたり必要な姿勢・スキルを身に付けるための講義を行います。研修担当が、資料を用いながら、名刺交換や来客対応の仕方を説明します。やり方を見て学び、各自相手がいることを想定しながら練習します。

その後、IT人材事業部で働くうえで必要な知識・スキルを学んでいきます。4月の目標は、契約関連・WEB開発言語・フレームワークの3つのテーマのテストに合格すること。それぞれ先輩社員から講義を受けたのち、学習に励み、合格を目指して知識を取得します。

研修中は、講義の内容をインプットするために、自主学習の時間を多く設けています。テスト合格というゴールに向けて、何を勉強するか・どのように学習を進めるかの判断を任せることで、自分でスケジュールを組み立て計画的に進めるトレーニングにもなります。

新卒社員たちはその時間に、テスト勉強を進めるだけではなく、ビデオ会議ツールmeetを同期同士で繋いで名刺交換や来客対応の練習もしていました。与えられた課題をこなしていくのではなく、自分たちで必要なスキルを磨く方法を考えて、実践しながら学ぶ時間に当てられました。

withコロナを見据えた実践的なスキルを習得

▲先輩社員のお手本動画

基礎知識を身に付けたのち、IT人材事業本部の各部門を知るとともに、より実践的な能力を培うため、企業向け営業研修を行いました。

IT人材事業本部では、コロナ禍でも営業活動を円滑に進めるために、オンライン商談システムベルフェイスを導入・活用しています。新卒社員も、今後オンライン商談が多くなることを見据えて、ベルフェイスを用いたオンラインでの営業練習を行いました。

まずは、先輩社員より講義を受けます。企業・サービスについて、正しい説明ができるように勉強します。一通り学び説明できるようになったら、新卒社員を2つのチームに分けて、各チームに先輩社員が付き、営業のロープレを行います。

事業やサービスについての正しい理解も重要ですが、それ以上に、相手に寄り添って課題解決の提案ができているかが求められます。その点を意識しながら、先輩社員を相手にロープレを行い、フィードバックをもらった点を修正します。また、ベルフェイスの録画機能で収録した、営業部部長と先輩社員が出演する営業ロープレ動画を何度も見て、自分に足りないところも確認し、ブラッシュアップしてきます。研修の最後には、営業ロープレを事業本部長と部長が評価し、フィードバックしました。

営業研修と並行して、EP（エンジニアパートナー）部やCS（カスタマーサポート）部が行う、ITフリーランスとの面談にもオンラインで同席しました。実際の面談で、ITフリーランスと担当者が話している内容を理解するとともに、面談の進め方のコツを学びました。

本配属先発表

▲配属先が発表されたときの様子

すべての研修を終えたあと、本人の適性や目指す姿を踏まえて配属部署が決まります。今回は、事業本部長・各部署の部長・採用担当・新卒社員が参加するビデオ会議で発表されました。発表された瞬間は、新卒社員から喜びの声が上がり、先輩社員は拍手と笑顔で迎えました。

発表を終えた後は、参加したメンバーで集合写真を撮影。改めてスタートラインに立った新卒社員の表情からは、意気込みが感じられました。

オンライン研修という初めての試みでありながら、新卒社員がしっかりと成長できたのも、全員が能動的に、研修がより良いものになるように考えて参加したからです。新卒社員が今置かれている状況で最大限の力を発揮しようと一生懸命考える取り組む姿勢に、先輩社員も感化されました。

新卒社員が加わり、さらにパワーアップしたIT人材事業本部にご期待ください。