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2020 . 07 . 21

MEMBER

多様なメンバーが活躍できる環境を整えるために。コーポレートデザイン部が果たす役割とは?

ギークスは「21世紀で最も感動を与えた会社になる」というグランドビジョンのもと、持続可能な社会の実現を目指し、5つのマテリアリティ(重要課題)に取り組んでいます。

今回は、重要課題のひとつである「パートナーシップ」に対する施策についてご紹介します。成果を出しているメンバーの頑張りに、会社として応えるための社内制度の改善やインフラの整備、その役割を担うコーポレートデザイン部のNakajimaKasagiに話を聞きました。

(取材:SDGsアンバサダーSasaki

家族に応援してもらえる会社づくり

-サステナビリティページの「パートナーシップ」のテーマでは、社員の働きやすさを整えるためのさまざまな施策が並んでいます。

Nakajima:社内制度は、ギークスで長く働き続けてほしいという想いから、ライフイベントを迎えていけるようにメンバーのニーズに合わせて導入・改善しています。ただ、忘れてほしくないのは、ギークスの事業成長のために整備されていること。グランドビジョンの達成を目指し、働きやすい環境を整えています。

Kasagi:私たちコーポレートデザイン部のミッションは事業成長の後押しなので、事業部門の方に活躍してほしいという気持ちを込めて、どのような制度を整えていくか考えています。勤続手当やファミサポなどが一例ですね。

ファミサポについて:働くパパママを応援!独自の福利厚生「ファミサポ」を紹介

-勤続手当やファミサポは、ギークスで長く働き続けるための制度ですね。

Nakajima:勤続手当は、長く働いてくれているメンバーへの感謝の気持ちです。もともと、住宅手当などの導入を求める声があったのですが、人によって金額に差が出てしまうため、経済面でのサポートは、長く働いている人を称えることに重点を置きました。

Kasagi:ファミサポは、子育てしているママもパパもどちらもサポートしていこうと、勤務体系の柔軟な変更やお祝い金の支給など、ライフステージに合わせて整備されています。子どもができたらどうしよう?働いていけるかな?という不安や悩みはママにもパパにもあるものなので、働きたいけど、働けないという課題を解決できればと考えています。

-ギークスが果たす役割の中で、家族とのパートナーシップを言葉にしているのは特徴的です。

Nakajima:社内制度について代表の曽根原に相談すると、働くうえで家族からの支援や応援は本当に大きいから、そこへの配慮は大切にしようと話題にあがります。休みを家族と過ごせるように・実家に帰れるようになど。勤続手当やファミサポは、こういった想いから形作られています。

あらゆる状況を想定して働く環境を整備

-新型コロナウイルス感染症拡大によって、リモートワークなどへの対応が求められました。

Nakajima:今後の事業計画や増員計画に対応するため “Boost” というプロジェクトが走っています。例えば、社内コミュニケーションツールの最適化やリモートワークに対応できるセキュリティの強化などを、以前から進めていました。このプロジェクトが柔軟な働き方の実現に向けて様々な準備をしていたことで、速やかにリモートワークに移行できました。withコロナ時代の働き方やオフィスの在り方は模索しています。今までのように、みんなが集まって働くのか、リモートワークを進めていくのか。そのどちらにも対応できるように、社内のインフラを整えているところです。

Kasagi:もともと、会社を居心地の良い場所・働きに来たくなる場所・お客さまにとっても来たくなる場所にしたいという想いからオフィスを設計していますが、オフィスの使い方は一変しました。効率的に作業できるように、コミュニケーションを誘発できるように、と考えていましたが、withコロナ時代の働き方に合ったオフィスに切り替えようとしているところです。

-個人的には、新型コロナウイルス感染症拡大は、どういう環境が働きやすいのか振り返るきっかけにもなったのかなと思っているのですが。

Nakajima:たしかにそうですね。 “Boost” のミッションには、一人ひとりの生産性を向上させるために、自分の仕事に集中できる環境づくりへ貢献していこうというテーマがあります。会社として、どのような状況でもちゃんと働けるように準備することの大切さを痛感しました。

ギークスの5つのマテリアリティを解決するために

-5月には、持続可能な社会を実現するための会社の方針を定めました。

Kasagi:私たちの事業自体、フリーランスという新しい働き方の推進やIT人材の育成を通して、社会課題を解決するものです。その後押しをするのがコーポレートデザイン部の役割。5つのマテリアリティを掲げたからということではなく、今までやってきたことの延長線上に、持続可能な社会の実現があるのだと考えています。

Nakajima:福利厚生は、メンバー全員が平等に受けられなくては意味がありません。プロフェッショナルとして成果を出している社員に、会社としてちゃんと応えていきたいという代表の想いがあります。仕事で活躍しているメンバーの頑張りを後押しできるように、働きやすい環境を作り上げていきたいですね。


▲「パートナーシップ」で掲げている取り組み施策

取材後記(SDGsアンバサダーより)


社内制度の充実や福利厚生は「あって当たり前」と考えがちですが、会社の歴史とともに改善されてきたものであり、会社の歴史が浅いうちは「なかったもの」のほうが多いはずです。それはどんな会社にあっても、共通のことでしょう。

ギークスでは、サステナビリティ(持続可能性)という観点から5つのテーマに取り組んでいますが、「新しく始めること」だけでなく「今まで培ってきたこと」を大切にしています。働きやすい環境づくりが、事業成長へとつながり、SDGsの達成に近づきます。

今回は「パートナーシップ」がテーマでしたが、普段の業務の中で自分の使うツール、働く中で利用する制度などを誰が整えてくれているのか、ふと想いを馳せることも「パートナーシップ」のひとつなのかもしれません。

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