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2021 . 09 . 07

CORPORATE

フルリモートワークで理想のワークライフバランスを実現!地方から首都圏の企業に参画するITフリーランスインタビュー

新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に各社の働き方は大きく変化し、リモートワークを導入する企業が増え始めました。その時流に伴って、ギークスジョブに登録するITフリーランスの方々の働き方も変化しています。

コロナ禍以前は週5常駐型の働き方が主流だったため、多くの企業の拠点がある東京・大阪・名古屋・福岡エリアに居住するITフリーランスの方々の登録が多くなっていました。

しかし、現在は8割以上の方がリモートワークを取り入れた働き方をしているため、全国様々な地域で暮らしながらリモートワークで居住地域を越えたエリアの企業の案件に参画するITフリーランスの方が増えてきています。

今回は、フルリモートワークで地方から首都圏企業の案件に参画し、理想のワークライフバランスを実現しているITフリーランスのお二人にお話を伺いました。

1.宮城県在住・Tさん(47歳)の場合

東京に単身赴任してAndroidの開発案件に参画していましたが、同案件でフルリモートでの働き方を交渉し、2020年4月に単身赴任を解消し、家族が暮らす宮城に戻りました。

フリーランスになる前は、宮城県内の企業に正社員で勤めていて、Androidの開発に従事していました。人員が不足していた都合上、エンジニアの業務以外の業務も任されるようになり、「エンジニアとしての業務に注力したい」との想いからフリーランスに転身しました。

これまで経験を積んできたAndroidの開発の案件を宮城県内で探しましたが、継続的に参画できる案件がなかなか見つからず、Androidの開発案件が多数ある東京に単身赴任し、案件に参画するようになりました。

現在の案件には、2019年1月ごろから参画しています。参画当初は、月~金曜日は東京でホテル住まい、土~日曜日は宮城に帰る生活をしていました。オリンピック期間中に都内のホテルが取りづらくなることを見越して、2019年末ごろからフルリモートでの働き方を交渉・調整していました。コロナ禍の影響で、2020年2月より参画先企業が全社的にリモートワークを導入したことも後押しとなって、現在は宮城で暮らしながらフルリモートで案件に参画しています。

宮城から参画できるようになったメリットは、たくさんあります。まず、ホテルの宿泊代がかからなくなったことです。毎月宿泊代で20万円ほどかかっていました。その他に食事代や移動交通費もかかりますので、単身赴任での支出はかなり多かったです。また、ホテル暮らしは体力的にも決して楽ではなく、毎週末、東京と宮城を行き来する生活はかなり大変でした。金銭面でも体調面でも、単身赴任を解消できて良かったと感じています。

また、私が単身赴任を解消したことで、妻も働けるようになりました。平日私が家事を出来るようになり、子どもの長期休暇の際も面倒を見ることが出来るようになったので、妻も時間に余裕が出来たようです。

フルリモートでの働き方に関して、全く不満はなく、100点満点だと感じています。

2.北海道在住・Iさん(27歳)の場合

進学を機に北海道から東京に上京し、都内の企業の案件に参画していました。コロナ禍をきっかけにフルリモートでの案件参画が可能となったこと、また、東京で生活し続けることに不安を感じたことから、2021年4月に北海道に戻りました。

エンジニアとして働く上で、より希望に近い仕事を探した結果、東京で働く決断に至り、2017年に就職しました。正社員で働いており毎日出社していましたが、2020年9月にフリーランスに転身し、以降フルリモートで案件に参画しています。

北海道に戻った理由の1つに、そもそも人が多い環境・ビルが林立する環境が苦手だったことが挙げられます。高い家賃を支払って苦手な環境に住み続けることに違和感を覚えていて、いつか北海道に戻りたいという想いがありました。

現在私が住んでいる地域は、地下鉄などの交通機関が充実していて、買い物に行くにも困りません。利便性は東京と変わらない一方、街中に自然公園があったり、15分も電車に乗れば景色が海に早変わりしたりと、自然に溢れていてすごく気持ちの良い環境です。都内で暮らしていたころより、ストレスフリーになりました。

また、そのような環境でありながら、家賃が安いというのも非常に魅力的です。私自身、東京で暮らしていたころの2分の1程度の家賃となっています。

フルリモートで働く上では、「チャットツールを適切に活用して、問題解決すること」を心がけています。「すぐに解決するべき問題に直面した時には、適切な方にメンションを付けて質問する」、「知っている人がいたら教えてほしい程度の疑問については、雑談チャンネルで呟く」など使い分けて、相手の時間を強制的に奪わないように意識してコミュニケーションを図っています。

業務を円滑に進めるための工夫はしていますが、フルリモートの働き方で困ったことはありません。今の働き方や住環境にとても満足しています。

最後に

ギークスジョブでは、現在取り扱っている案件の9割以上がリモートワーク可能となっています。フルリモートワークの働き方を認める企業も増えてきていることで、コロナ禍以前よりもITフリーランスの方の居住地・参画したい案件などの選択の幅は広がっています。

ITフリーランスの方々が、数ある選択肢の中から最適な道を選び、理想とするキャリアプラン・ライフスタイルを実現できるよう、ギークスはこれからも支援してまいります。

※本記事は、2021/9/7に公開したギークス公式noteの転載記事です。

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