2022 . 11 . 08
MEMBER
責任感を胸に、妥協せず前進し続けるーBuddy賞受賞者Oguraインタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞です。社員投票をもとに選出されます。
▼ギークスアワードの様子はこちら
頑張った仲間を讃え、感謝を伝えられる場に。2022年度上期ギークスアワードをレポート!
今回は、2022年度上期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 CS部のOguraに話を聞きました。
辛かった経験をバネに前進し、手にした栄誉あるBuddy賞
まずはOguraに、Buddy賞に選出された率直な気持ちやギークスアワード当日の心模様について、話を聞きました。
ーBuddy賞受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。
とっても嬉しかったです!受賞を目指していたものの、実際に名前を読み上げられたときは素直にびっくりしました。他部署の先輩方からもお祝いのメッセージがたくさん届き、じわじわと実感がわきましたし、あたたかいメッセージが嬉しくて、泣いてしまいそうでした(笑)。改めてお世話になっている方々への感謝があふれましたね。
ー振り返ってみて、2022年度上期はどのような半年でしたか?
個人的には目標をしっかりを追えた上期だったなと思います。ITフリーランスの方々と関係性を築けていることが、形となって見えたのがこの半年だったように思います。試行錯誤しながら仕事に取り組んできましたが、これまでの道のりは間違ってなかったんだと少しホッとしています。
また、この上期は後輩メンバーへの教育に携わったり、セミナーのプロジェクトを推進していく立場になったりと、変化もあった半年でした。
ーアワード当日の受賞者としてステージに登壇した時の気持ちを教えてください。
嬉しくて泣きそうになりましたね。1年目はいろんな壁にぶつかり、辛かった時期もあったので、頑張ってきて良かったと改めて感じましたし、このような栄誉ある賞をいただけて、評価してもらえているのが分かったのでとても嬉しく、感慨深いです。
スピーチでは、とにかく投票してくれた方や日頃お世話になっているメンバーに感謝の気持ちを伝えたいと思っていました。
また、同期の中でも一番怒られてきた自負があるので(笑)。そんな私でも四苦八苦しながら、当たり前のことにまじめに取り組めば、努力は実るんだということ、頑張りを見て評価してくれるメンバーがいるということを後輩にも伝えたいと思っていました。
失敗を数多く経験したからこそ、自分だけの「武器」を掴めた
2019年に新卒で入社して4年目。最近では後輩メンバーのメンターを務めたり、セミナーのプロジェクトを推進するようになったりと、仕事の領域を広げています。入社してから今までを振り返りつつ、CS部での具体的な業務内容について伺いました。
ー新卒4年目という今ですが、ギークスに入社を決めた理由を教えてください。
私はもともと理系の大学で生物を専攻していました。友人の多くが医療系への就職を志望していましたが、大学生活を送る中で、なぜかその進路がしっくりこなかったんです。
自己分析を重ねた結果、医療系のように「−のものを0にする分野」ではなく「通常時の人の+αになる分野」に興味関心が高いことに気づきました。
そんな中で、人材業界の仕事は、エージェントが加わることで+αの価値を提供できるということにしっくりきたため、興味を持ちました。ギークスへの入社を決めた最後の決定打は「人」でしたね。いち学生に対してESの指導をしてくれたり、面接を重ねて人となりをしっかり理解しようとしてくれたりと、自分と向き合ってくれる姿勢をとても魅力的に感じましたし、入社後の社内環境まで想像ができました。
ー振り返ってみて、入社してから今まで、どのような3年半でしたか?
振り返ってみると、「よく働いたな~!」と、充実感にあふれた3年半でした。様々なことに取り組んで、色々な壁にぶち当たって、人生の中で最も成長した3年半になったと思います。
ーどんな壁にぶち当たったのでしょうか?
性格的に「とりあえずやってみる」が苦手だったんですよね。理系の勉強は、ある程度情報が揃った状態で、例えば「教科書で勉強してから考察を考える」のような流れが多かったんです。
これまでそうしたやり方・形式での経験をしてきた中で、ギークスに入社して「とりあえずやってみる」というスタンスを経験しました。そこで初めて、自分は「情報がなければ動けない、手も足も出ない状態になってしまう」と気づいたんです。自分なりに動き出せるように、最初はとにかく情報を集めるところからスタートしましたが、苦戦しましたね。
今では自分流に情報を集める姿勢が身につきましたし、ナレッジも徐々に溜まっていき、得意なスタイルで仕事ができるようになってきました。
ー今、Oguraさんはさまざまなプロジェクトに携わっているかと思うのですが、行っている業務内容について教えてください。
ITフリーランスの方々をサポートをするCS部の業務の他、他部署と密に連携をとりながら、友人紹介キャンペーンや確定申告セミナーのプロジェクトなどにも携わっています。
友人紹介キャンペーンはギークスにご登録のITフリーランスの方にご友人を紹介していただこうという取り組みです。確定申告セミナーは税理士の方をお呼びし、確定申告の概要や申告書の作り方、節税方法についてなど、確定申告に関する基礎的な知識をインプットすることができるセミナーです。プロジェクトとしては主にこの2つを推進しています。
ー仕事において、意識している点はありますか?
常に責任感を持つことを意識しています。これは社内・社外どちらにも共通していますが、貴重なお時間をいただいてお話やご相談をさせていただいているので、「有意義な時間」にできるよう、事前準備は入念に行います。信頼関係のうえで、仕事を任せていただいている分、必ずアウトプットで応えようという意識を持ち、日々のやり取りやいただいた時間を無駄にしない、など細かい部分にも気を付けています。
また、年次が上がるにつれて変化した部分かもしれませんが、例えば自分以外のメンバーが起こしたミスに対しても、「何が原因でそうなったのか」「自分にも何かできたのではないか」と振り返り、自分事として考えるクセをつけているところも、責任感によるものかもしれません。
ー仕事のやりがいなど、具体的なエピソードがあれば教えてください。
ITフリーランスの方々の中には、本当にありがたいことに、かれこれ3~4年のお付き合いになる方もいらっしゃいます。先ほどの責任感の話とも重なるのですが、担当させていただく身として、より市場価値が高くなるよう・スキルが向上できるように、面談で「ご自身としてチャレンジしたい旨を企業の方にお伝えして交渉してみましょう!」や、報酬アップをご希望されている方には、「過去にこのような経験をされているので、しっかりアピールしていきましょう」など、具体的なご提案をしています。
こうした積み重ねによってITフリーランスの方々との信頼関係が築けていると思いますし、実際に「エージェントはギークスしか使いません!」と言ってくださる方もいて、「ITフリーランスの方々の役に立てているんだな」「ギークスの介在価値を感じてくれているんだな」と、とても嬉しかったです。担当させていただいた当初は経験が豊富ではなく、苦戦していた方が、数年後に市場価値の高いITフリーランスとして活躍されている姿を見ると、やりがいを感じます。
「妥協のないつながり」を体現し、組織に貢献
Buddy賞はギークスの行動指針でもある「10の心得」を実践している姿も評価基準のひとつとなっています。最後に「10の心得」にまつわる話を聞きながら、Oguraさんが思い描く未来について語っていただきました。
ーOguraさんが一番好きな、自分が大切にしている「10の心得」を教えてください。また、実践した具体的なエピソードがあれば伺いたいです。
「妥協のないつながり」ですね。CS部は部署柄中途メンバーが多く、年齢は年上でも後輩、というメンバーを教育する機会もあります。どうしたら自分が伝えたいことを齟齬なく相手に理解してもらえるかを常に念頭に置きながら、論理的に説明することを心がけています。
新卒と中途であえて関わる姿勢を変えることはしていません。年次や年齢にかかわらず、フラットに論理的に接するスタンスを保ち、アドバイスや指摘など、時には厳しく、自分の意見をしっかり伝えるようにしています。
その他、CS部内に積極的にナレッジを共有するよう努めていることも、「妥協のないつながり」と言えるかもしれません。私は、ギークスのどこに介在価値を感じてもらうかを考え続け、ITフリーランスお一人おひとりに合わせたご提案を行ってきたので、試行錯誤しながら努力し続けてきた自信はあります。そのナレッジをメンバーに共有することで、組織にも貢献していけたらと考えています。
ーメンバーからも、「妥協のないつながり」を大切にしている、という声が多かったです。
最後に、今後の未来をどのように描いているか、伺えればと思います。
今後はプレイヤーというよりは、部内の数字の分析や事業部で進めているプロジェクトの推進など、少し内側を担当していく予定です。
入社4年目となり、より社会や組織に貢献できるように、人の役に立てるように、自分の新しい武器を揃えたいと思ったのが理由です。成長し続けたいという、向上心からですね!
そんな努力の先に、誰かに尊敬されるような女性になれていたら、嬉しいなと思います。
ーありがとうございました!
明るい笑顔で、誰からも慕われる雰囲気をもつOguraさん。「親しみやすさ」と「頼りがい」を兼ね備え、自分に厳しく、責任感を持ってITフリーランスの方々・組織に貢献していこうと前進する姿は、多くのメンバーの刺激になっている、と強く思います。改めて、受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を楽しみにしています!!