geechs RECRUIT

MENU

CLOSE

新卒採用の方はこちら

中途採用の方はこちら

2023 . 04 . 17

RECRUIT

楽しみながら、時代の変化を見据えた仕事をしてほしいー2023年度入社式で経営陣が伝えた想い

2023年4月3日、入社式を執り行いました。

入社式の様子はオンラインで配信され、多くのメンバーが見守る温かい雰囲気の中で行われました。
今回は代表 曽根原とIT人材事業本部長 成末が新入社員に送った祝辞を中心に、その様子をご紹介します。

先輩社員からの祝辞

役員の拍手に迎えられ入場した新卒社員たち。新社会人としてギークスグループの一員になることへの期待と緊張を抱えた表情で、入社式がスタートしました。
先輩社員を代表し、2022年度新卒入社の栁澤が、自身の1年間を振り返りつつ、一番近い先輩として具体的なアドバイスを贈りました。

新入社員挨拶

辞令交付が行われた後、IT人材事業本部の新卒社員9名を代表して髙橋が挨拶をしました。
ギークスに入社した理由や内定者研修の学び、そして今後の決意を緊張しながらも力強く伝えてくれました。

IT人材事業本部長成末の祝辞

続いては、IT人材事業本部長の成末からの祝辞です。
内定式でのメッセージから半年。厳しくも温かい言葉を投げかけました。

入社おめでとうございます。内定式で皆さんの前でお話をしたのがちょうど半年前になりますね。それから半年経ち、皆さんはどんな気持ちでここに座ってますか?

先ほどご挨拶をさせて頂いたIT人材の栁澤もそうですが、ちょうど1年前、皆さんの1つ上の先輩達が、期待と不安が入り混じった気持ちでここに座っていました。当時と比べると先輩たちは明らかに精悍な顔つきをしています。それは彼らが1年間、工夫と努力を重ねて仕事をしてきた成果だと思っています。ここにいる皆さん全員が1年後、彼/彼女らと同じような逞しい顔になっていてくれたらと願っています。

ここからは少し厳しいお話もさせてください。それは、ビジネスの世界は非常に不平等だということです。これまで皆さんは学生という立場もあり、平等にサービスを享受することができました。しかしこれからは、より良い環境を作るために、皆さん一人ひとりが行いに責任を持ち、周りからの信頼を高めていく必要があるのです。

仕事を学び成果を出していく過程を魚釣りに例えるとします。
最初に先輩たちは皆さんに魚の釣り方を教えてくれます。皆さんは教わった釣り方を必死で覚えるでしょう。けれども全員が同じ場所で、同じ魚の釣り方を続けていたら、いつの間にか魚は居なくなりますよね。それに気づかずに、同じ場所で、同じ方法で釣り続けるのか、気づいていてもそのやり方を辞めないのか。あるいは教えてもらったツールを上手く活かしながら、違う釣り方を考えるのか。魚ではなく、木の実や動物を獲るのか・・・。

つまり、同じことを教えられたとしても、それをどう発展させていくかは皆さん一人ひとりの工夫にかかっているという事です。自分の頭で考えて行動することは勿論、先輩や上司を頼って、良い環境を作っていってください。可能性を広げられるか、狭めてしまうかは皆さん次第です。

挑戦を恐れずに、楽しく働くことで成長を感じて欲しいなと思っています。
皆さん一人ひとりの活躍を本当に期待しています。一緒に頑張っていきましょう!

代表曽根原の祝辞

最後は代表 曽根原からの祝辞です。「他の役員の祝辞とは少し違った観点から」と前置きした上で、新入社員にアドバイスを送ります。

入社おめでとうございます。この日を迎えられたことが本当に嬉しく、皆さんの入社を心から感謝しています。
皆さんは時代の変革期に入社を迎えた世代だと思います。ここでは、私がもし新卒入社をするなら、何を意識するかという話をしたいと思います。

私の親世代の40年前と、私が社会人になった25年前とでは、仕事の定義は大きく変わりました。50年前は、膨大な資料からの調査や資料作りなどに多くの時間を費やし、それを仕事として給料を貰っていました。
インターネット草創期を迎えた25年ほど前には、紙からパソコン・インターネットを活用することで、仕事の内容も効率性も大きく変わりました。時代の変化に伴い、仕事のやり方や内容が大きく変化していることがわかります。

では皆さんの時代はどうなるのでしょうか。最近では、AIが急速に進化しています。AIがすでに効率化されたと思っていた仕事を、更に効率よく一瞬で終えてしまうこともあります。AIが対応できることしかできない人は、「仕事ができない」という評価をされてしまうかもしれません。

そんな時代に新しい社会人を迎えた場合、私ならばコミュニケーション力を高めることを意識するでしょう。人の気持ちを汲むことや、コミュニケーションを契機に0から新しいクリエイティブを生み出すことは、まだAIが実現できない分野です。

私は、そのコミュニケーションには2つの方向性があると考えています。
まずは対人コミュニケーションです。マーケティングや調査・資料作成などの作業はAIに任せて効率化し、商談の最後の一手はお客様の気持ちを汲み取った提案を自分自身で行うようにします。

社内のメンバーに対しても同様です。一緒に働いている同僚やチームにとって、どうしたらもっとお互いに働きやすい環境になるのかなど、相手の気持ちを考慮した行動が、相手の信頼獲得につながり、結果それが大きな成果につながるでしょう。
現代は、コロナ禍もありSNSやオンラインによるコミュニケーションが当たり前ですが、これによりリアルなコミュニケーションを苦手とする人が増えていると実感しています。だからこそ私は、リアルに対面する機会を増やして、コミュニケーション力を自分の強みとなるスキルとして身につけようと思うのかもしれません。

もう1つは、AIに向けたコミュニケーションです。

近い将来、AIと並走して活用できる人にならなければならない時代が到来するでしょう。そんな変革が起こりうる時代が来たと思っています。これからの働き方として、AIを自分のアシスタントとしてうまく使うことも、重要なスキルになると思います。上司・先輩・同期に限らず、AIとのコミュニケーションを意識しながら社会人としての一歩を踏み出してもいいのではないでしょうか。

最後に、仕事を楽しむことを忘れないでください。困難に対峙しても、その状況すら楽しめるような仕事の向き合い方を早く自分なりに見つけてください。
皆さんのご活躍に期待しています。

成末や曽根原のメッセージを心に刻むように真剣に聞き入る新卒メンバーたち。
彼らはギークスグループに新しい風を吹き込んでくれることでしょう。

これからの活躍に期待しています!