2023 . 05 . 11
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諦めずに続けた努力を強みに、前へ進み続ける。-新人賞受賞者栁澤インタビュー
ギークスでは、新卒入社1年目の社員の中から、最も活躍したメンバー1名に新人賞が贈られます。先日行われたギークスアワードにて、2022年度ギークス新人賞が発表されました。
新人賞を受賞したIT人材事業本部の栁澤に、ギークスに入社を決めた理由や社会人1年目で得た経験、2年目への意気込みなどを聞きました。
ギークスアワード開催までの道のり
まずは栁澤に、新人賞に選出された率直な気持ちやアワード当日の心模様について、話を聞きました。
ー受賞おめでとうございます!新人賞受賞を知ったときの率直な気持ちを教えてください。
新人賞を受賞することは自分の中で掲げていた目標の1つでしたが、まさか選ばれると思っておらず、本当に驚きました。
オンライン受賞者発表会後に先輩方が次々と席に来て声をかけてくださったことでじわじわと実感が湧いてきて、その時に嬉しさが込み上げてきました。
中でも、ユニット長の籔下さんが、「自分がBest of Buddy賞を受賞した時より嬉しかった」と受賞を自分のことのように喜んでくださったことがとても嬉しかったですね。
思い入れを持って指導してくださっていることへのありがたさを感じ、「恵まれた環境で働いているんだ」と改めて実感しました。
ーギークスアワード当日、受賞者としてステージに登壇した時の気持ちを教えてください。
ギークスアワードはグループ会社も含めた多くの社員の方に向けて話ができる貴重な機会なので、指導をしてくださった先輩たちへの感謝をしっかり伝えたいという一心で登壇しました。
また、成末さん(IT人材事業本部長)に壇上でお祝いの言葉をいただけたことはとても嬉しかったです。普段の業務ではなかなかお話しする機会は少ないのですが、お祝いの言葉を聞いて自分を見ていてくださっていることがわかり、嬉しさと同時にこれからも頑張っていこうと身の引き締まる思いでした。
とても緊張していて登壇まで食事に手がつけられなかったので、終わってから食べた中華のコースの味は格別でした(笑)。
ー栁澤さんは最初の登壇だったので、早めに緊張から解放されてほっとしていた姿が印象的でした(笑)。サプライズでご両親からのお祝いのお手紙が届いていましたね。
はい。成末さんに代読していただきました。実家に住んではいますが、両親とは仕事について深く話しているわけではないので、讃える言葉を伝えてくれてとても嬉しかったですし、手紙を読んで両親への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
成果を出すのが一番遅かった。諦めずに続けた努力は強みになる
新卒で入社して1年。今年4月に行われた2023年度入社式では自身の経験から後輩たちに祝辞を述べるなど、頼もしい姿を見せてくれている栁澤に、ギークスに入社した理由や仕事内容について聞きました。
ーギークスに入社を決めた背景を教えていただけますか。
人生100年時代、人生の大半が仕事になるのであれば、せっかくならその時間を充実させたい、そしてそうした社会を創る仕事に携わりたいという思いがあり、同じ志を持った仲間と働ける会社を探して就職活動をしていました。
4月時点で人材業界やコンサル業界の企業からいくつか内定をもらっていて、その中から決めようかとも思ったのですが何となくしっくり来ず、そこからまた就活を続けて夏前に出会ったのがギークスでした。
ITフリーランスの支援を通じて自分らしい働き方ができる社会の実現や、IT人材不足という社会課題の解決への貢献が自分のやりたいことと重なり、また、「ギークスサイクル」や「10の心得」といった、ギークスの考え方に強く共感し入社を決めました。
いろいろな企業を見てきた中で総合的に一番自分とマッチしていると感じたので、あの時就活を続ける判断をしてよかったなと思っています。
ー何事も楽しむスタンスはギークスの価値観と通じる部分ですね。栁澤さんの仕事内容を教えてください。
営業部に所属し、IT人材不足の悩みを抱える担当企業の方に対してITフリーランスの活用促進を行っています。
企業の方との対話を重ねて信頼関係を築き、他のエージェントには伝えていない課題や悩みを打ち明けていただくこともあります。私たちの腕の見せ所ではありますが、どうやって問題を解決していこうかと考え提案し、マッチングできた時はやりがいがありますね。
ー仕事をする上で大切にしていることはなんでしょうか。
行動量・積極性・スピードを大切にしています。入社当時はITの知識がまだ乏しく、仕事の経験値もほとんどないので、とにかく何かしらアクションを起こしてナレッジを蓄積することを心がけました。
また、企業の方に対してもスピード感と提案量を意識して積極的にコミュニケーションをとることで、まずは「スピード感が早くやり取りしやすい人」と認識してもらうことを目指しました。
営業部の同期の中で、提案数は一番多かったにも関わらず、成果を出すのは一番遅かったんです。
今振り返ると、自分が企業の方に行った提案がその時のベストなのか分からずただ提案するだけになっていたなと思います。知識も自信も無い中での提案だったので、商談の依頼が来ないのは仕方がない、知識をつけるためにもどんどん経験を積もうというスタンスで焦らずに仕事をしていました。
行動量・積極性・スピードを意識して、相手が求めている提案ができるように試行錯誤しながら続けたことで、段々と成果が出るようになりました。
ー成果が出ない苦しい間も、焦らずに努力を続けられたのはなぜだったのでしょうか。
サッカーの経験が大きいです。高校時代に所属していたクラブチームは、私にとってはレベルの高いメンバーが集まっていました。クラブチームの中でさらに実力に応じてチームが分かれており、私は一番下のチームからスタートしました。「他の人に比べてサッカーのセンスが無いなら、とにかく頑張るしかない」と思いがむしゃらに練習に励みました。結果として一番上位のメインチームでスタメンに入ることができ、「諦めずに続けた努力は強みになる」という経験を得たことが今の仕事のスタンスに生きています。
また、仕事で落ち込むことがあっても先輩方に都度相談に乗ってもらえていたので、変に焦り過ぎずに仕事に向き合えたのだと思います。
「相手の視点」を持ち、自分にできることを尽くす
栁澤が惹かれたと話す「10の心得」は、その内容を実践、体現しているかどうかもギークスにおける評価基準のひとつとなっています。最後に「10の心得」にまつわる話を聞きながら、思い描く未来について語っていただきました。
ー栁澤さんが一番好きな、自分が大切にしている「10の心得」を教えてください。
「モテる人間になる」ですね。営業として企業の方から信頼していただけることを目指しているので、相手の視点で行動することは日頃とても意識しています。
営業は契約を決めることに重きを置きがちかもしれませんが、私は成約直後からITフリーランスの方がその企業の案件で長く活躍ができるように、つまり契約終了にならずに両者の合意で契約延長になるように努めています。
相手視点になって先回りした行動が結果につながり、お客さまからの信頼につながり、それがギークスにとっても利益になるという思いで仕事をしているので、「モテる人間になる」はとても好きですし自分にしっくりくる言葉ですね。
ー最後に、今後の目標や意気込みを教えてください。
「仕事をする上でどこからも誰からも必要とされる存在になること」を、就活していた頃から自分が目指すべき姿として思い描いてきました。営業の仕事を通じてその実現に近づけることができていると感じているので、このまま走り続けていきたいですね。
IT人材事業本部内での大きな体制変更もあるので、環境の変化によりこれまで自分が悩んでいた課題とは別の課題が出てくるかもしれませんが、1年目と同じ気持ちで日々一生懸命頑張っていきたいです。
新人賞をいただけたことは事業部からの期待の表れだと感じています。まだまだ足りない部分が多いことは自覚しているので、期待に応えていくために、そして自分が目指したい姿に近づき、お客さまに必要とされる存在になれるように、初心を忘れず過ごしていきたいと思っています。
ーありがとうございました!
どんな質問にも自分なりの言葉で落ち着いた様子で話していた栁澤さん。頼もしさを感じる中でも、時折見せる歯にかんだ笑顔はフレッシュで若々しく、そのギャップも魅力に感じるインタビューでした。改めて、受賞おめでとうございます。これからのますますのご活躍を期待しています!