2024 . 05 . 08
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新卒入社3年目での全社MVP。現状に満足することなく、常に前に進み続ける。ー2023年度 Best of Buddy賞受賞者 中西さんインタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞で、社員投票をもとに選出されます。
今回は、2023年度で最も活躍したメンバーに贈られるBest of Buddy賞を受賞した、IT人材事業本部 マーケティング部の中西さんに話を聞きました。
もっとぶつかろう!貪欲になろう!というメッセージ
ー2023年度 Best of Buddy賞の受賞おめでとうございます!当日、サプライズでの発表となりましたが、受賞者としてお名前を呼ばれたときの気持ちを教えてください。
良かったなという気持ちが一番でした。上期にBuddy賞をいただき、Best of Buddy賞が狙える位置にいたので、どうすれば獲れるのかを考えつつ、自分の目標を追いかけ、毎日の仕事に向き合っていました。
仕事ができるメンバー、スキルを持っているメンバーもたくさんいる中で、事業部全体の成果のために自分は何をできるのか、チームが良くなるためにどれだけ貢献できるのか、その視点で行動を積み重ねていった結果でもありますし、この考え方が間違っていなかったと感じられた瞬間でもありました。
ー2022年度下期Buddy賞、2023年度上期Buddy賞、2023年度 Best of Buddy賞と3期連続の受賞となりました。ギークスアワードの常連ですね!
Buddy賞は私にいろいろなことを教えていただいた方々や頑張ってきた自分を称えられる一つの指標ですし、社員投票の結果でもあるので、ずっとBuddy賞受賞に憧れていましたし、獲りたいと思っていました。なので、今回、Best of Buddy賞に選ばれ、めちゃくちゃ嬉しいです。
2022年度下期、2023年度上期と連続受賞することができましたし、これからも成果を出し続けて、獲り続けられる存在になれればと思っています。後輩メンバーも増えてきましたが、Buddy賞を夢に持ってほしい、狙ってほしいですね。
ー壇上でのスピーチではどのようなことを伝えたかったのでしょうか。
伝えたいことは大きく分けて2点ありました。
1点目は下期の半年間の私の動きについてです。下期の前半の3ヶ月はEP部に所属し、1月にマーケティング部に異動しました。私が望んだキャリアではあるものの、どのような動きやタスクを進めていたか、分からないメンバーも多いはずで、そのあたりを具体的に伝えたかったんです。
2点目はメンバーへの提案です。ギークスはホスピタリティが高いメンバーが集まっていて、みんな優しい。ただ、それは会社のいいところであると同時に、意見をぶつけ合うことができないような環境へ陥ってしまうこともあります。もっとぶつかろうよ、貪欲になろうよって。
自分の意見をぐっと我慢することって優しさじゃないと思うんですよね。言わなきゃいけないこと、言いづらいことを真摯に伝えること、そしてそのあとのフォローが大切で、それが優しさなんじゃないかって。言いたいことを溜め込まないこと、その溜め込んでいることが会社や事業部にとって実は財産なのではないかと伝わればいいなと思って、話しました。
ー10の心得でいう「妥協のないつながり」の体現ですね。
そうですね。確か、前回のBuddy賞受賞者インタビューのブログのタイトルに「妥協を許さない姿勢」という言葉が入っていたと思うので、有言実行できたかもしれませんね。
妥協を許さない姿勢が、次の成功体験につながるーBuddy賞受賞者 中西インタビュー
EP部とマーケティング部で活躍した1年
ー先ほど、下期の期間中にEP部からマーケティング部に異動したとありました。どのような経緯で異動したのか、教えていただけますか。
EP部在籍中から、ホワイトペーパーの制作のような「geechs job」のサービスを表現するプロジェクトに加わっていたんですが、ここに力を割きたいと思うようになったことが一番です。サービスを利用する方々の体験設計であったり、サービスそのもののブランド設計であったり、設計する側に回りたいという想いがありました。
ToBマーケティングの体制をこれまで以上に強化していくという話があって、ここが挑戦できる環境ではないかと感じて、興味を持ちました。EP部では、エンジニアの皆さんとコミュニケーションを取ることが仕事だったので、ToCマーケティングの道へ進むほうが自然だったとは思うんですが、事業部としての課題解決のために手を挙げるのは価値ある選択だと思い、決めました。
ー実際にマーケティング部に配属されてからの3ヶ月間はどうでしたか。
改めてギークスを取り巻く環境を見た中で、IT人材不足という課題に対するフリーランス活用の啓蒙ができつつある市場において、ギークスって何が強みなんだっけ?と問いを立てたり、一方でギークスは市場・企業・フリーランスからどう見られているんだろうと考えたり、いい意味で「新参者」「第三者」の視点を持って改善提案できた3ヶ月だったかもしれません。
ーEP部在籍時とはまた違ったやりがいがありますか。
ギークスのサービスをより多くの方々に届けられるように改善と強化を進めていく部署なので、世の中に対するアプローチを仕掛けられる醍醐味はありますね。とはいっても、EP部にはEP部のやりがいがありましたし、今いる環境で成果を出し続けて、楽しく働くことができればいいなと思っています。
ーマーケティング部に配属されて感じた課題やご自身で改善していきたいと思ったポイントなどはありますか。
WeWorkで開催されたピッチイベントを拝聴したり、とあるSaaS系の企業が主催していた営業セミナーに参加したりとインプット機会を増やしているんですが、刺激を受けることが多くて、「井の中の蛙」だったなと思うところはありますね。情報は外に取りに行かないといけないなと強く感じています。
ギークスが選ばれる理由を考える上で、自社のサービス水準を磨くことは大切ですが、市場環境も考えなくてはいけないですし、他社と比較したときの優位性も見出さなくてはいけません。現場の意見に耳を傾けることは続けていきますが、私自身が一歩外に飛び出して、いろいろな情報を拾ってこようと思っています。
Best of Buddy賞にたどり着いた、新卒入社からの3年間を振り返って
ー新卒でギークスに入って丸3年経ちましたが、ここまでを振り返って「進化」したことを教えてください。
進化したこと。なかなか難しい質問ですね(笑)。
一番は「物事を前に推し進める力がついたこと」ですね。「やりたいことをやりたいで終わらせない」という表現に近いんですが、これやりたい、改善したい、もっと良くしたいと思ったら、とにかくすぐにやる。状況を整理して、要件定義して、スケジュール切って、関係者にSlackを飛ばして、ということを20分くらいでやっちゃうんです。
入社してすぐの頃は、Slackのテキストひとつに頭を抱えて、この文面で伝わるかな?失礼ではないかな?怒られないかな?と悩みすぎて、結局Slackを送ること自体が遅れてしまうこともありました。でも、小さなことに悩まず動いちゃったほうが、結果としてうまくいくんですよね。あの頃の自分に「くよくよ悩むな」と言いたいです。
ー目的思考というか、視点が「私」から変わっていったんだなと感じます。
そうですね。物事を割り切って考えられるようになったかもしれません。連絡ひとつをとっても、何のために必要なのか、自分に期待されていることは何かなどを考えていくと、視点が「私」ではなくなってきました。
また、他者から求められているものは何か、何を期待されていて、何を体現できるのかという視点で物事が見えるようになってきたときに、これが「ビジネスパーソン」なのかなと思えるようになったんですよね。こういう気づきも、進化のきっかけかもしれないですね。
ー中西さんの強みを教えてください。
この問いもなかなか難しいですが「声が大きいこと」じゃないかなと思います。物理的な声も大きいんですが、「やりましょう」と決めて推し進める声の大きさは、強みなんじゃないかなと感じています。「やりたい」という気持ちは、自分がやりたいだけじゃなく、社会にとって、会社にとって、事業部にとって重要だから「やりましょう」なんですよね。
あとは「自分に満足することがないこと」も強みかもしれません。誰よりもいいパフォーマンスを出し続けたいと同時に、どんなフィードバックであってももらいたいと思うタイプなんです。
先輩方の中には圧倒的な成果を出している方々もいて、自分なんて大したことないと感じるときもあるんですけど、その差は何か、違いは何かと考えることが好きなんです。そこに自分の可能性があるので。成長意欲が高いというよりは、自分に満足しないというほうが近いですね。
では、最後に今後の目標について教えてください。ー
「選ばれるサービスにしたい」という想いでマーケティング部に来たので、ギークスの強みを明確にして、それを全員が理解して、訴求できる体制を作っていきたいですね。また、2年連続のBest of Buddy賞受賞も実現できるくらい、自分にもサービスにも向き合っていきたいです!
ーありがとうございました!
2023年度のBest of Buddy賞受賞、2期連続のBuddy賞受賞。自身の目標達成と成果に加え、周囲からの絶大な信頼があるからこその結果を残した中西さん。マーケティング部でのチャレンジが始まった今、どのような成果を導いていくのかとても楽しみです。今後の益々の活躍を期待しています!