2024 . 05 . 16
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やるべきことに真摯に向き合い、成果につなげていくーBuddy賞受賞者 新井さんインタビュー
ギークスグループでは半期に一度、全社員が参加するギークスアワードにおいて、Buddy賞の授賞式が行われます。
自分と仲間の1年間の努力と成果を讃える場。2023年度下期ギークスアワードをレポート!
Buddy賞とは「挑戦」「楽しむ」「成長」のギークスサイクルを体現し、ギークスのメンバーの行動指針でもある「10の心得」を実践するなど、最も活躍したメンバーに贈られる賞で、社員投票をもとに選出されます。
今回は、2023年度下期のBuddy賞を受賞したIT人材事業本部 営業部 ユニット長の新井さんに話を聞きました。
念願だったBuddy賞受賞
CS(カスタマーサポート)部にて案件に参画中のITフリーランスの方々をサポートする業務を約3年経験した後、営業部に異動し、人材不足に悩む企業に対して、解決策としてのITフリーランス活用を提案。現場の最前線で活躍する一方で、ユニット長としてメンバー育成も担っている。
ー受賞おめでとうございます!Buddy賞として、サプライズで名前を読み上げられた瞬間の率直な思いを教えてください。
Buddy賞は入社した頃からずっと取りたかった賞なのでとても嬉しかったです。
2023年度下期は個人としても、ユニットとしてもしっかりと成果を残せた自負があり、「今回受賞できなければいつ獲れるのだろう」と思っていたので、受賞できてホッとしました。
受賞者発表のプレゼンターをしていたのがEP部の足田さんだったので、きっとEP部のメンバーが呼ばれるのだろうなと油断していました。ちょうど食事を口に運んだ瞬間に名前を呼ばれて、動揺したまま歩いたことでレッドカーペットで転びそうになるという・・・登壇した時を思い返すとちょっと恥ずかしいです・・・(笑)。
ーそんな新井さんを壇上から見守り、お祝いコメントを伝えたのは同期の田中さんでした。
▲田中さんからのお祝いコメント
田中くんは新卒時代から、私が辛かった時も楽しかった時もずっと近くで見守ってくれていた大切な同期の一人です。まさか田中くんからお祝いコメントをもらえるとは思わず驚きましたが、とても嬉しかったです。
お祝いスピーチを書いた手紙の中に、新卒時代に撮った同期の集合写真を同封してくれていたりと、優しさを感じました。私の代は本当に同期の仲が良くて、個性はバラバラですが、仕事に向き合うスタンスが素晴らしく、それぞれ全員が活躍をしているので、みんなを本当に尊敬しています。
▲同期との記念写真
ーステージに登壇したとき、どのような想いでスピーチをされたのでしょうか。
伝えたいことが2つありました。
1つ目はメンバーへの想いです。私が今回Buddy賞を受賞できたのは、もちろん下期に成果を残せたことが一つあるとは思いますが、だからと言ってこれまでと仕事へのスタンスを何か変えた訳ではありませんでした。受賞を逃して悔しい気持ちも何度も味わってきましたし、今、その悔しさを感じているメンバーもいると思います。こんなに頑張っているのにと思うこともあると思いますが、その頑張りを見てくれている人は必ずいること、成果がしっかりと認められる日が来るよということを伝えたいと思っていました。
2つ目はユニット長やユニットメンバーへの感謝です。下期からユニット長に抜擢いただき、わからないことだらけだった私に、他のユニット長やチームのリーダーたちがいろいろなアドバイスをくれました。そのおかげで乗り越えられた壁がたくさんあります。また、同じユニットのメンバーが頑張って成果を出してくれたからこそ獲れた賞だと思っているので、改めてこの場でもお礼を伝えたいです。みなさん本当にありがとうございます!
ー受賞後、仕事に対する気持ちなどに変化はありましたか
やるべきことをやるだけという仕事のスタンスは変わりません。
ただ、Buddy賞受賞者として周りから見られるのは身が引き締まる思いですし、プレッシャーをいい意味で感じながら、変わらずに過ごしていきたいです。
ユニット長になり広がった視野とメンバーへの想い
ーここからは、新井さんの仕事について聞かせていただきたいと思います。入社から現在までの、業務内容について教えてください。
2019年に新卒入社し、3年間はCS部に所属し、案件に参画中のITフリーランスの方々のサポートを行っていました。その後、営業部に異動し、法人営業としてITフリーランス活用の啓蒙や、企業の課題解決に向けた人材提案を行いながら、昨年10月からはユニット長として、ユニットの戦略立案やメンバー育成なども担っています。
ー営業という仕事にどういったやりがいや難しさを感じますか。
私が応対する方が決裁者ではない場合もあるため、目の前にいる企業担当者の方の先の方も納得できるような提案をすることが、難しくもあり、やりがいだなと感じます。その企業の潜在的な課題やニーズを引き出し、要望を実現できるような提案、その提案の背景などをしっかりと伝え、時には企業担当者の方に決裁者へのプレゼン内容を提案するなどしながら、スムーズに成約に導けるようにしています。
納得感のある提案のためには、ITフリーランスの方の情報を持っているEP部との連携が必要になるため、社内のコミュニケーションもしっかりと取ることを心がけています。
複数の関係者の調整は大変ではありますが、企業の要件にあったITフリーランスの方を紹介でき、ITフリーランスの方の活躍と企業の課題解決という、双方が理想とする状態を作り出せた時に、喜びや介在価値を感じますね。
また、営業は自分の成果が目に見える数字として表れます。頑張った分も、足りなかった分も数字としてはっきり出るので、走りやすいといいますか、私には合ってるなと思います。
ー今回の受賞は、個人としての成果と合わせ、ユニット長としてメンバーをまとめ、成果を出した実績や姿勢も評価につながったと伺っています。ユニット長として大切にしていたことは何だったのでしょうか。
ユニット長になって最初の1ヶ月は、メンバーの個性や営業手法をインプットする時間にし、その後、それぞれに合わせたアドバイスをするようにしました。個性の強いメンバーばかりだったので(笑)、各々がある程度自由に活動できるようにあえて細かなマネジメントをし過ぎて縛らないよう心がけていました。高い目標を追うのは大変なことも多いですが、ユニットのみんながいきいきと楽しそうに仕事をしている姿を見れる時が嬉しい瞬間です。
ユニット長になり、マネジメントに携わることで、メンバーを見る視野が広がりました。成果をコンスタントに出し続けている人は、見えないところでとても努力しているんだと気づいたのもユニット長になったからだと思います。これからも、そうしたメンバーの頑張りに気づける人間であり続けたいです。
ー投票コメントには、「困った時にいつも助けてくれ、何か相談したい事があった時には新井さんに声を掛けようと自然と思える人」という内容がありました。
自分としては自然にやっていたことだったのですが、そう評価してもらえると嬉しいです。
IT人材事業本部のビジネスは、各部門の連携、協力が不可欠だからこそ、各部門のメンバー同士が同じ目線を持って仕事をすることが大切です。自部門はもちろん、他の部門のメンバーが抱えている悩みやぶつかっている課題に寄り添い、解決を目指すことが、成約につながる近道になると思っています。
そしてそれが、会社、お客さまのためになると信じているからこそ、メンバーとしっかり向き合うことは当たり前にやり続けています。
マネジメント力と営業力、どちらも磨き続けたい
ー仕事において大事にしている10の心得とその理由を教えてください。
「Speed!Speed!Speed!」です。人材業界のビジネスはスピードが命だと思っているので、社内外に限らず誰からの連絡に対しても即レスを絶対と心がけています。
これはCS部に在籍していた1年目の経験から大事にするようになりました。担当していたITフリーランスの方に、次の案件をご紹介するやりとりをしている際のメールの返信が遅くなってしまったことで、他社のエージェント経由で仕事に参画することが決まってしまったという出来事がありました。
本当にショックで悔しくて・・・。自分が意識すればすぐに変えられることだからこそ、2度と同じ悔しさを味わいたくないと思い、それからずっと意識しています。スピード感を持った対応をするためには、物事の優先順位づけや取捨選択は必要なので、常に自分の意見を持って物事に臨むよう、思考を止めないことも大切にしています。
ー最後に、今後の目標について教えてください。
ユニット長としての経験はまだまだ浅いので、メンバーに合ったアドバイスができる力を養い、メンバーが変わっても成果が出せるような再現性を身につけたいと思っています。また、これからも営業として活躍し続けたいので、自分の営業力をさらに磨いていけるよう努力を続けていきます。
ーありがとうございました!
優しい物腰から受ける印象とは対照的に、新井さんの芯の強さが伺えるインタビューでした。
自身の経験からの学びや周りからのアドバイスを真摯に受け止め、成果に変えていく姿勢は、メンバーにも伝播し、今後も組織に良い影響を与えていくのではと感じました。
改めて、Buddy賞受賞おめでとうございます。今後の益々の活躍を期待しています!